友/訓練

とも??、友?。こいつに?、皇帝でありなんか強そうでヤバいやつに友人??。
「お前、友人いたのか!?。」かなり失礼なことを今発してしまったのはわかった。
途端にカリグラの目が細まり、冷たいのもわかる。ああ、これは切れてるな。
「ラディッツ…、言っていい冗談と悪いのがあることは知ってるか…?。」わっ、悪いとラディッツはいう。
「その、いると思わなくてな…」
「はぁ、これでもそれなりに付き合いはある。…友、と呼べるものは少ないがな。」それより、とカリグラは話題を変える。
「朝飯食ったあと、訓練するぞ。」
「…オレも、お前に頼みたいとは考えてた。」
「ほう?。」なんだ、考えてたのかとカリグラはラディッツにいう。
「…オレがあの時、少しの間何者かに操られていた感覚はある。」
「(そこまであるのか…)それで?。」
「その時のせいかわからんが、戦闘力が上がってるように感じる。あと少し、ほんの少し進めばより強くなりそうだと感じてる。」こいつ、勘がいいなとカリグラはおもった。自分の様子、そのことも見れている。少し自信が無いところがたまにキズか。
「…それで?、その殻を突き破るために俺に付き合ってもらいたいと考えていたと。」
「…先のより先にいるカリグラなら、わかると思ったからだ。」
「っくく、お前はかんがいいな。確かに俺はわかる、お前にアドバイスもやれはするだろう……だがいちばんはお前自身が気づき破ることだ。俺は背中を押してやることしかやれん。」
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