友/訓練

「戻ったぞ。」大きめの紙袋を持ってナエの自宅にカリグラは戻ってきた。
「おかえりなさい、少し遅かったですね…。」
「ああ、なに。ラディッツの話やちと色々となぁ、奴らに一つアドバイスをしてきた。」するかしないかは別としてな、とカリグラはまたロッキングチェアに座り話す。
「アドバイス…?。」
「新しいタイムパトローラーをいれることだ、トランクスと外を見回ってわかったがここにいる連中確かに強くはあるが決してみなチルド族たちを相手できるほど…というわけではないだろ。」確かにみな強くはある、中には地球人なのにそれなりの力も持つ奴もいる。
「出来てヴァルド星の者共くらいだ、…奴らは形を変えて攻めに来ている。だから新しいやつ、それもサイヤ人のを入れろとな。」
「……もしかして、貴方…」ナエはたらり、と汗を1粒垂らす。いやこの人ならやりかねない、というか今己の知能の限りそれしかない。
チルド族、それこそフリーザにも対抗できて確実に悟空たちをその気になれば苦しめれるヤツ。そしてサイヤ人の血を持つもの。
「カリー、ですか?。」己の子孫にしてターレス死後の現クラッシャー軍団のボスカリーだ。
「ですがっあの子は!、友の死があるんですよ!?。歴史を変えようともしてるのに!。」
「…時の裂け目でなら、それは許される。」この人はむちゃくちゃだ!、いやだがあの子ならそこを許しさえすればなんとでもやるだろう…。
我が子孫だからなんとなくそこは分かる、とナエはため息を着く。
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