対面

「俺が穴開けたからな。」
「………」さらり、というなよとラディッツは睨む。
「悪い悪い、少し話しもあるから帰りは遅れるがナエのやつがあと少しで来るはずだ。飯、食わせて貰っとけ。」そういい、カリグラは黒い霧とともに消えた。
「…変なやつだな。」1人の空間でラディッツはポツリと呟いた。
だが、なるほど。納得した、カリグラの姿がなぜ違ったかもあの実力も…。
「つまり、悪魔と契約したら慣れると「馬鹿ですか、あの方は元から強いんですよ。ほんと、妄想豊かなようで。」な!!?」ふふっ、と思考してると男が入ってきた…少し癖のある髪に冷めた黒い目…腰にあるしっぽ。
ナエ、と言われる男が入ってきた。
「妄想豊かって、残念なやつみたいに言うな!」
「残念ですよ、ええ残念。カリグラ様は元から強いんです。」どうぞ、と水と軽食を渡される。
「ああほんとに、あの方の命令がなければあなたの世話なんかしたくもないですよ。」嫌そうに言ってくる、脳裏にザーボンが過ぎるようだ。この男、ナエはカリグラに心酔してるのだと一発でわかる。
「…飯、感謝する。あの男が命令したのか?。 」
「ええ、あの人が僕に…"俺のいない間ラディッツの世話をしろ"と。あなたのこと孫みたいだから、と話してましたよ。」バカバカしい、とナエはいう。
「(あなたはあなたの器のことで罪悪感あるからでしょ)」
「…孫って、……オレはやつが言うラディッツではないのにか。」
「おや、話聞かれましたか。」
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