対面

カリー?、確かにサイヤ人名だが聞いたことは無い。おそらくカリグラがいた次元のとこのサイヤ人なのだろとラディッツはおもう。
だがナエは聞いたことはある、たしかナッパの実家とおなじエリート戦士の家系の先祖だ。しかも古くからあるとこの。
「(そんなスゴイヤツのとこにいるのか?)…オレがいていいのか?。」
「やつにも話したからな、許可は貰ってるぞ。なんだ?、ビビってるのか??。一応俺の方がやつより身分上だが。それにお前もお前でそこまでビビるな。」わしゃわしゃとまた頭を撫でてカリグラはラディッツにいう。皇帝としての評価を。
「お前は確かに今は弱いかもしれんが、頭はいい。きっちり状況の整理もできている、現に俺相手に戦った時に死角を攻めようとしてきたりしたからな、鍛えあげればお前はお前のオヤジを抜くことできるぞ。王子もな。…少なくとも俺からすれば、ベジータ王子よりラディッツの方が厄介だ。」まっすぐとその赤い瞳に見られて言われてくすぐったい。
「…おう。」なんだか照れくさいし、恥ずかしくなる。ここまで真っ向から褒められたことがないから。
オヤジを抜くことができる、あんな強かった父を……なんだかまたくすぐったい気持ちが出てくる。
「よし、反抗せずいい子だ。さて、ラディッツが目覚めたんだ……ちと報告しないとな。」
「時の界王神というやつか?。」
「そうだ、あのクソロリババア…お前が目覚めたら報告しろとしつこかったからな。半日で目覚めたのだから上出来だぞ。」
「…そんなに寝てたのか。」
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