御目見

片手で気功波をラディッツの究極技ウィークエンドをおさえるとさすがに少し痺れが来る。
「もっとだ、できるだろ。」
「生意気なッ!」より威力が強くなる、これだこれを求めていた。これだから"ラディッツ"という存在は面白いとカリグラは笑う。
ビシビシと空間の割れる音が聞こえてくる、長居しすぎたか…と思い決着を付けようとカリグラは動いた。
「もう少し楽しみたいが、ここまでだ。」ウィークエンドを空へとまた高くあげて、お返しにと彼の技をサタデークラッシュを放ちシビレさせる。
「ッが!!!」瞬時に近づきラディッツの腹部を殴り貫いた。
「……寝てろ、お前は。」さて…、と悟空たちの様子を見る。無事何とか悟飯を助けきったようだ。
ピッコロも無事手を生え直させてる。
「時の界王神。」
『…そこのエネルギーを回収して手直すのでしょ?。わかった、いいわ。』トワたちよりはやくね!、と時の界王神はつたえてくる。その思考の速さに驚きながらも、さすがと答える。
「させてもらうぞ。」ラディッツの腹部から片手を取り代わりに首元を掴む。
「"戻れ"」その一言を言うと崩壊しかけた空間がもどり始めた。
そして…歪んだ時間も、その場にあるのは無理心中した兄弟の死体と崩壊した宇宙ポッドだ。
「これで良かろう…、残念だったな魔族共。」にやり、とカリグラは笑い宙へといった。
「…こいつは貰っていくぞ。」そういい、ラディッツの死体を回収する。
「面白いことを思いついた…、くくっ。今回の臨時収入だな。」
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