御目見

カリグラへとぶつかり、砂ぼこりと爆風が当たりを撒き散らす。
だが、彼は平然と立ってた。
「1発だ、…今度は俺の番だな。」同じようにカリグラは片手へとパワーを貯める。だがその色は黒く、神の怒りのようにバチバチと音を鳴らしていた。
パワーはひとつへと圧縮され、槍のような形になる。
「死ぬなよ?。」そう一言いい、カリグラは黒くするどい神の武器のような槍をラディッツへと投げる。雷鳴と共にそれは真っ直ぐと一点に貫いてくる。
「クソっ!」ラディッツは瞬時に避けるが、どんどん槍はスピードをまして迫ってくる。
「さあ、どうでる…トワとやらよ。」
『カリグラ!、悟空くんたちは悟飯くんを救出したわよ!!。』
「で、あるか…。ならば楽しめるな。」
瞬間トワたちの魔術が発動し、ラディッツはギリギリのとこでまた避け槍をカリグラへと投げ返す。
「ックク!、そう来たか!!。」カリグラは気弾で自分の攻撃を消してラディッツへとむきあう。
「面白い…、2000年振りにほんに笑ったぞ。」
「舐めるな!、きさまっ何者だ!?。カカロット以外にサイヤ人が居るとは知らんぞ!!。」
「なぁーに、昔昔の人間だ。お前が知らなくていい…、俺の事なんぞな。」
「その戦闘服…、オヤジの時のやつか。」
「さぁな…」それより昔なのだが、とカリグラは心で思う。
ああ面白い、己の器以外でここまでやれるやつが。魔術とはいえ力を発揮するやつが。
「吐かせてやるぞ…」間合いを詰めてカリグラを攻撃する。
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