御目見

瞬時にラディッツは弾丸のように見えないスピードで走る、しめたと後ろに回るが
「な!!?」カリグラは振り向きもせず、蹴ろうとしたラディッツの足を掴み地面へと叩きつけた。クレータができ、衝撃波が大地を揺らす。
「…さて、もう一度聞くぞ若造。」ニヤリ、とカリグラは黒く嘲笑うかのように笑いラディッツへと言葉をなげかける。
「見た目で判断するやつが、一流の戦士か?。」
「キサマァァ!!」ばっとあがり、空中へと飛ぶ。ぜぇ、ぜぇと息が乱れる。先程ので肺がやられかけている。なんだあの力、力自慢のナッパとかの比じゃない。
瞬発力も反応もベジータの比じゃない、まるで己がそこに行くとわかった上で手が置かれていた。何だこの敵は、己が今まで相手してきた連中がミジンコのように思えてくる。
「何だ何だ叫ぶだけか?、聞こえんなー。負けざるの遠吠えは。」
「…遠慮はいらん、全力でこい。ぐちゃぐちゃにお前のプライドをへし折ってやるからなぁ!」カリグラはラディッツに対して挑発をする、だがその言葉は彼にだけではない。
別の時空にいるトワ達へとぶつけていた。
『カリグラぁ!、あんた本気で暴れる気!?。』すきに!、とはいったけど!!。
『まあ待て、やつの事じゃ…トワ達のことも試そうとしてるのだろ。』
『うっ、…ただでさえぐちゃぐちゃな歴史だけど…』
『大丈夫じゃ、カリグラがやるからな←』
「聞こえてるぞ、老害ども。」カリグラの言葉に老界王神はとぼけてさて水やり水やりと話す。
「一瞬で消してやるッッ!!」ラディッツは片手にパワーを貯めてカリグラへと雷撃のような気弾を放つ。それはスパークしながら猛スピードでカリグラへと向かう。
11/18ページ
スキ