御目見

ーエイジ761ー
「っコノヤロォぉ!!!!」悟空とラディッツは怒号のラッシュの仕合をしている。バキバキっ!と木の枝が暴風で折れたような音が辺りに轟く。悟空は意識を朦朧とさせながらも、次から次へと殴る蹴ると繰り返した。
だが相手は軽々と流していき、腹を殴ってきたり蹴ってくる。
「この程度か!?、え??!。カカロット!!」竜巻のごとき勢いの回し蹴りをし悟空を遠くへと蹴飛ばす。悟空はみごとにくらい、二三転し転がりながら飛ばされていき倒れる。ラディッツはバチバチッ!と響く気弾をはなとうと力を貯めてきた。
「っクソ…!?」ぶつけられる、となりフラフラながらも立ち上がろうとした時目の前が暗くなった。なにか夜の闇に包み込まれたような。死んだのか?、と思ったら違う。ふわり、森の深い匂いのようなだが甘い香りがしてきたのだ。
「…ほぉ、お見事だ。」よくみると目の前にラディッツそっくりの男が現れ、己の代わりに受けてくれたのだ。かばわれたのか、と悟空はすぐ気づく。
だがなんだ、この懐かしいような気は…腰を見るとサイヤ人の証のしっぽが巻き付いてる。不思議だ…、この男を見るとラディッツに対して抱いたような恐怖もあるが奥底にやっと来てくれたと懐かしさと感動のような気持ちがあるからだ。遺伝子の声のような。
「お、おめえは…?」
「サイヤ人か?」ピッコロも驚いて彼を見る。サイヤ人、だがどこか神に近いような気を感じる…透き通った水流のような気を。しかし、少し荒ぶればこんな星を消し去ってしまうようなあやうさがある。
「(あの男の仲間か?、だが…ラディッツと言うやつと見た目が似ている)」身内か?、とピッコロはおもいラディッツを見るがなにか動揺してそうだ。どうしてなのだ。
「キサマは…!?、サイヤ人か!!?。オレたち以外にもいやがったのか…!」
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