御目見

朝ごはんを食べ終え、ナエは片付けや仕事の準備をしていた。カリグラの方はナエの部屋にあるタイムパトローラーの資料を見ていた。その姿は皇帝に付き従う従者と政務をこなす皇帝のようだ。
カリグラは見ながら、ふとかんじてナエに質問する。
「…ナエ、お前…ラディッツの死の歴史に行ったことあるか?。」
「…ええ、まあ初期に。」
「初期に、ねえ。」最初の特訓かはては敵側の狙いがあってか彼の歴史の元に行く仕事が多いような気がする。
確かに孫悟空の命運を変えるのでは適してるが。
「…妙に違和感があるな。」何故ここまでやろうとしているのか、どうしてなのか。
「違和感ですか?。」
「…あぁ、敵の方はラディッツの悪意をなにかの実験にしてるのか?。」何かしらで度々彼にふれようとしてきている。だが、流石というか一時期は警戒していたというのか。
「…俺のラディッツのとこには来てないのだな。」ほんにうっかりしている、その時空線の方はひとたけしか触れてきてない。
周りの時空が弦となりカリグラのとこに響いてきたのは明白だ。
「そうですね、…ただなるほど。確かにこの頻度でしたら…今回彼らはまたくるかもしれませんね。」
「そう思うよな?、最低でも…確かめには来るだろ。」なぜ時空が直されてるのかときになって。
「…幾つかそのラディッツという方の行きましたが、あなたには似てるようで似てませんでしたよ。」卑怯、卑劣…クズを腐ったぞうきんと共に煮込んだような性格。手段を選ばないとこだけは似ていたが、彼は上に従いナスがままされるがままのように見えた。
「ハハハッ、そうだろうな。」
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