これってあり?
人造人間たちとの戦闘も終盤へときたところ現れたのは、水色の肌を持つ魔族特有のものであろうか赤い目と白銀の髪を持つミラだ。
赤色のアーマーのようなものはどこかトワと似ている、カリーは口笛を吹いておいでなすったわとぼやいてみせる。
「どうしたんだよ、魔族のねーちゃんからつくられたやつ。ここはお前の好きそうなワクワク!ドキドキ!!の戦いじゃねえよ」
「お前は……カリグラの部下、サイヤ人の半端者が」
「やつはどこだ、最強のあの男は」
──サイヤ人の半端者、それは遠い遠い己が幼かった頃を思い出させる言葉だ。
近くにいた悟飯もあっ、と言葉を飲み込み己の白銀の髪の毛を見てくる。カリーは性格こそサイヤ人のなかのサイヤ人と言われるほどのものだ、竹を割ったような性格でもあり豪快であのバーダックですら年下のカリーを敬う。
だが彼の性格がどれだけ真のサイヤ人だろうと、本来の"サイヤ人"ではない。それは何を言おうカリーは悟飯たちとおなじハーフだからだ。母であるネーマは父のことを誤魔化して伝えた、あんたのことは大事にしてたよと話してくれた。
カリー本人は父親のことを知らない、
「どっかの異星人じゃね?」
といつも適当にあしらい応える、カリー本人も本気で興味がないからだ。サイヤ人ではないからなんだ、彼にとってカリーにとって戦士であることそしてサイヤ人の誇りを持つことは矛盾しているものでもなく血がそうであろうと己がサイヤ人だとおもえばサイヤ人なのだ。
ククッ、と低くカリーは笑う。まさか魔族の方から腹立つやつらと同じことを言われるとは思わなかったから。
「うるせえよ、魔族のハンパもん。お前も造られたやつだろ?、他人に言われたくないことを言わないことでちゅねークソガキさん」
「っ!?」
「お前みたいなストーカー野郎に、我らが皇帝陛下の場所を教えるわけねえだろ?」
すぅぅぅ─…と、カリーは戦場の息を吸う。今回は昔と違い人造人間特有のオイルの匂いしか感じない、ああだが砂煙はいつも味わうゆりかごのような香りを持っている。
FUCKの指を立てて、カリーはミラに対して言葉を突きつける。
「俺はてめえみたいなカスが嫌いなんだよッッ!!、頭がたけえわクソガキが!」
「てめえの頭を粉砕して、作り主の野郎に首を送り付けてやろうかああッッ!!??」
さあゴングの音が鳴った、カリーが地面をけった途端始まる。ミラの顔面をダンプカーよろしくの重量級の攻撃で蹴り出して、地面へと転がしていく。
ミラはボールのように転がりながらもどうにかバランスを取り、立ち上がる。
「おいカカロットのガキっっ!!、お前は周辺の動向見てこいっ!。俺がこいつを一時の間おさえてやっから!!!」
「っ、わかった!(今はこの人に任せた方がいいなっ)」
悟飯はカリーの気迫に押されながらも彼が真剣にミラと向き合っていることがわかり、トンビのように高く飛ぶ。
そして一瞬で距離を取り、他に逃げきれていないものたちがいないかと探しに向かった。
その頃、時の巣の方では時の界王神と老界王神が揃って頭を抱えていた。ミラとカリーの激しい戦闘とカリーの攻撃の容赦のなさ、それはミラを正式に敵と認識して攻撃しているものだ。
『ミラのやつ……挑む相手を間違えたのぉ…』
老界王神の感想はこれしかなかった、カリー本人も知らない生まれのことを含めだ。そもそものポテンシャルも違うこともそうだが、カリーの性格とそして生きてきた環境からしても経験という場数が違う。
あのフリーザもうならせて認めさせるほどのものを積み、さらには数々の星を支配してきたのだ。戦場の匂いを嗅いできて、命というものをかけての戦いにおいてカリーほど得意なものもそうそういない。はたしてこのなか、ミラがどこまでカリーに挑めるか見ものでもあるが……同時にカリーがいつまでミラを生かすかにもよる。
『あの子、ナエくんと同じで敵には容赦ないものね』
『白銀の死神戦士、そう呼ばれるほどには命を奪いそして絶やしてきたからのぉ』
『そうね、でもその命の数と等しくフリーザと違って星を生かしてきたところもあるからなんとも言えないわ』
『……トワ、いいのかしら。カリーくんは一応暗黒魔界の上を支配する邪皇さまの子でもあるのに戦わせて…』
時の界王神は冷や汗を垂らしてつぶやく、行方知れずとはいえ己たち時を司るものや生命を司る神々が震えてきた原初の魔神邪皇。
彼はネーマと結ばれるまでの間神喰もしてきた正真正銘の魔神だ、同胞やその下のものたちにも容赦はしない性格もしている。その男の子であるカリーを倒さんが為にとミラを向かわせていいのだろうかと。
邪皇が知れば確実にミラどころか暗黒魔界も危険になるはず、黒王がやはり手を貸しているのだろうかと時の界王神は考えた。
『(それならなおのことこちらも慎重にいかないといけない……)』
我々の始まりたる神がこちらを見ているならなおのこと、そんな自分たちの心配なんか気にもとめずカリーは戦場でミラたちと戦っている。
ミラが力強く魔力をまとい打撃をしてもカリーはそれをしっかりと受け止めてその力強さの反動のままミラを殴りつけていた。ミラも全体重とパワーをのせたカリーの攻撃に怯むが堪えて一歩下がり勢いをつけて殴りそのまま蹴りを与える。
「っぐぅぅっ!!?」
ザザザッ……!、と道路の上を滑る音が全体にひびきわたる。どれだけ足を地につけて堪えてもカリーの打撃は響くもので少しでも力を抜けば吹き飛ばされて四肢が爆発してしまいそうな予感がよぎる。
「おっと、わりいわりい。力加減できてなかったわ」
ゆっくりと地から離した足をつけて、カリーはその黒い瞳でミラを見下ろす。
氷柱を伝う水の雫のような冷たさをまとう声はトワの背筋を凍らせた。
「……まぁ、人造人間だっけか。無機物みてえなもんだよな?、気なんかつかわなくていいか」
「っ黙れ…!、半端なサイヤ人が」
「半端はお前もだろ、てか俺よりじゃないの?」
カリーから不意に投げかけられた言葉にミラは身体の動きを止めてしまう。半端者?、こいつより??。
「俺らサイヤ人の技を使ったり、オマエという中の技も少ない…。強い奴らと戦いたい?、そんなの俺らもだろ。お前という存在はサイヤ人からできたヤツなんじゃねえの」
「……」
「ただ俺たちの生態を模倣してるだけだと言うなら、それこそ半端もんじゃないか。まっ、いわれっぱなしは癪だろ?。とっととやろうや」
「言われなくとも…、お前という戦士をたおす」
「はっ!、上等。かかってこいや」
まさに嵐のような戦闘、カリーという雷撃とミラという暴風がぶつかり合う。その中少しして悟飯もきたが、歴戦同士のぶつかり合いには命の危機を感じる鋭さがあった。
カリーの戦い方に悟飯はあの己に恐怖を与えた2人の戦士──ラディッツとターレスを思い出す、死を迎えさせるような一撃一撃の鋭さと重さ。さらに巨大な身体には似つかわないスピード。
カリーの戦い方は間違いなく、あの二人の上位互換でまさに空を背負うオオワシのようであった。悟飯がかめはめ波を放てば、ミラに当たりやすいように動いてくれる。かつて地球が平和であった頃に亀仙人たちが教えてくれた指導碁のような動きに驚きを隠しきれなかった。
「すっ、すごい……!。戦いやすい」
「おい!、カカロットのガキ!!。もっと殺意をのせて動け!、俺にも当てる気でやりな!!!」
「っはい!」
思わずかつてピッコロに返事していた時のような言葉を返してしまう、戦っていくうちにわかる。この男はカリーは──サイヤ人のなかでも歴戦のものでありそしてどこかの時空のラディッツとターレスたちを育ててきたものだと。サイヤ人のことを知る、己とは違うハーフのサイヤ人なのだとわかる。
なぜここにいるか、そんなことはもう野暮だ。とにかく、このミラを倒さなくてはならないとひとつの目標に集中して力を込めて動いていく。
動線が見えていくようで、どこでどうかわせばそして体の力を抜けばいいかと理解していく。
悟飯が理解していくと同時にミラも理解し始めていた、カリーとの激しい戦いから彼の力もさらにパワーアップしたのだ。
「(しまった…!?)」
「っおいバカ!、カカロットのガキ!!!」
ゴウウウン!!!、と爆発音とともに爆風が吹き荒れる。ミラの攻撃が当たってしまい、砂が口の中に入り血とともに吐き出してしまう。
意識が混濁しそうだ、だがダメだ。ここで堪えなくてはどこかの時空から来た戦士(カリー)に助けられっぱなしでは行けない。自分がこの時代に世界に生きる己が戦わなくてはならないのだ。
立ち上がろうとする中ミラが迫る足音が聞こえてくる、雷鳴が鳴り響く音も。諦めたくないと立ち上がるがミラの攻撃がそこに迫ってきていた。
「終わりだっ…!」
「悟飯さんっっ!!!」
「…っ、トランクス!!??」
『ッバッッカモーーン!!!、何しとるんじゃトランクスは!』
紫髪の戦士がそこに駆けつけ、二人の間に割って入ったのだ。
トランクスは時の界王神たちから止められていたが、堪えきれずきてしまったのだ。全く学んでないのかと言われてしまうかもしれない。いや、既に言われている。だが悟飯が大事な師匠が傷つけられることには耐えきれなかったのだ。
カリーがいるから大丈夫だと分かっていても、生粋のお人好しゆえかはては──あのセル編の時のようにもう二度とみたくない先のためか身体が動いてしまった。
「おまえ~、俺も怒られるんだけど?」
「っすみません!、でもっ見ていられなくて……カリーさんっ」
「はいはい、なら責任もってお前も戦えよ。怒られる担当な、お前は」
「っわかりました!。悟飯さん、オレもっ戦います!!」
赤色のアーマーのようなものはどこかトワと似ている、カリーは口笛を吹いておいでなすったわとぼやいてみせる。
「どうしたんだよ、魔族のねーちゃんからつくられたやつ。ここはお前の好きそうなワクワク!ドキドキ!!の戦いじゃねえよ」
「お前は……カリグラの部下、サイヤ人の半端者が」
「やつはどこだ、最強のあの男は」
──サイヤ人の半端者、それは遠い遠い己が幼かった頃を思い出させる言葉だ。
近くにいた悟飯もあっ、と言葉を飲み込み己の白銀の髪の毛を見てくる。カリーは性格こそサイヤ人のなかのサイヤ人と言われるほどのものだ、竹を割ったような性格でもあり豪快であのバーダックですら年下のカリーを敬う。
だが彼の性格がどれだけ真のサイヤ人だろうと、本来の"サイヤ人"ではない。それは何を言おうカリーは悟飯たちとおなじハーフだからだ。母であるネーマは父のことを誤魔化して伝えた、あんたのことは大事にしてたよと話してくれた。
カリー本人は父親のことを知らない、
「どっかの異星人じゃね?」
といつも適当にあしらい応える、カリー本人も本気で興味がないからだ。サイヤ人ではないからなんだ、彼にとってカリーにとって戦士であることそしてサイヤ人の誇りを持つことは矛盾しているものでもなく血がそうであろうと己がサイヤ人だとおもえばサイヤ人なのだ。
ククッ、と低くカリーは笑う。まさか魔族の方から腹立つやつらと同じことを言われるとは思わなかったから。
「うるせえよ、魔族のハンパもん。お前も造られたやつだろ?、他人に言われたくないことを言わないことでちゅねークソガキさん」
「っ!?」
「お前みたいなストーカー野郎に、我らが皇帝陛下の場所を教えるわけねえだろ?」
すぅぅぅ─…と、カリーは戦場の息を吸う。今回は昔と違い人造人間特有のオイルの匂いしか感じない、ああだが砂煙はいつも味わうゆりかごのような香りを持っている。
FUCKの指を立てて、カリーはミラに対して言葉を突きつける。
「俺はてめえみたいなカスが嫌いなんだよッッ!!、頭がたけえわクソガキが!」
「てめえの頭を粉砕して、作り主の野郎に首を送り付けてやろうかああッッ!!??」
さあゴングの音が鳴った、カリーが地面をけった途端始まる。ミラの顔面をダンプカーよろしくの重量級の攻撃で蹴り出して、地面へと転がしていく。
ミラはボールのように転がりながらもどうにかバランスを取り、立ち上がる。
「おいカカロットのガキっっ!!、お前は周辺の動向見てこいっ!。俺がこいつを一時の間おさえてやっから!!!」
「っ、わかった!(今はこの人に任せた方がいいなっ)」
悟飯はカリーの気迫に押されながらも彼が真剣にミラと向き合っていることがわかり、トンビのように高く飛ぶ。
そして一瞬で距離を取り、他に逃げきれていないものたちがいないかと探しに向かった。
その頃、時の巣の方では時の界王神と老界王神が揃って頭を抱えていた。ミラとカリーの激しい戦闘とカリーの攻撃の容赦のなさ、それはミラを正式に敵と認識して攻撃しているものだ。
『ミラのやつ……挑む相手を間違えたのぉ…』
老界王神の感想はこれしかなかった、カリー本人も知らない生まれのことを含めだ。そもそものポテンシャルも違うこともそうだが、カリーの性格とそして生きてきた環境からしても経験という場数が違う。
あのフリーザもうならせて認めさせるほどのものを積み、さらには数々の星を支配してきたのだ。戦場の匂いを嗅いできて、命というものをかけての戦いにおいてカリーほど得意なものもそうそういない。はたしてこのなか、ミラがどこまでカリーに挑めるか見ものでもあるが……同時にカリーがいつまでミラを生かすかにもよる。
『あの子、ナエくんと同じで敵には容赦ないものね』
『白銀の死神戦士、そう呼ばれるほどには命を奪いそして絶やしてきたからのぉ』
『そうね、でもその命の数と等しくフリーザと違って星を生かしてきたところもあるからなんとも言えないわ』
『……トワ、いいのかしら。カリーくんは一応暗黒魔界の上を支配する邪皇さまの子でもあるのに戦わせて…』
時の界王神は冷や汗を垂らしてつぶやく、行方知れずとはいえ己たち時を司るものや生命を司る神々が震えてきた原初の魔神邪皇。
彼はネーマと結ばれるまでの間神喰もしてきた正真正銘の魔神だ、同胞やその下のものたちにも容赦はしない性格もしている。その男の子であるカリーを倒さんが為にとミラを向かわせていいのだろうかと。
邪皇が知れば確実にミラどころか暗黒魔界も危険になるはず、黒王がやはり手を貸しているのだろうかと時の界王神は考えた。
『(それならなおのことこちらも慎重にいかないといけない……)』
我々の始まりたる神がこちらを見ているならなおのこと、そんな自分たちの心配なんか気にもとめずカリーは戦場でミラたちと戦っている。
ミラが力強く魔力をまとい打撃をしてもカリーはそれをしっかりと受け止めてその力強さの反動のままミラを殴りつけていた。ミラも全体重とパワーをのせたカリーの攻撃に怯むが堪えて一歩下がり勢いをつけて殴りそのまま蹴りを与える。
「っぐぅぅっ!!?」
ザザザッ……!、と道路の上を滑る音が全体にひびきわたる。どれだけ足を地につけて堪えてもカリーの打撃は響くもので少しでも力を抜けば吹き飛ばされて四肢が爆発してしまいそうな予感がよぎる。
「おっと、わりいわりい。力加減できてなかったわ」
ゆっくりと地から離した足をつけて、カリーはその黒い瞳でミラを見下ろす。
氷柱を伝う水の雫のような冷たさをまとう声はトワの背筋を凍らせた。
「……まぁ、人造人間だっけか。無機物みてえなもんだよな?、気なんかつかわなくていいか」
「っ黙れ…!、半端なサイヤ人が」
「半端はお前もだろ、てか俺よりじゃないの?」
カリーから不意に投げかけられた言葉にミラは身体の動きを止めてしまう。半端者?、こいつより??。
「俺らサイヤ人の技を使ったり、オマエという中の技も少ない…。強い奴らと戦いたい?、そんなの俺らもだろ。お前という存在はサイヤ人からできたヤツなんじゃねえの」
「……」
「ただ俺たちの生態を模倣してるだけだと言うなら、それこそ半端もんじゃないか。まっ、いわれっぱなしは癪だろ?。とっととやろうや」
「言われなくとも…、お前という戦士をたおす」
「はっ!、上等。かかってこいや」
まさに嵐のような戦闘、カリーという雷撃とミラという暴風がぶつかり合う。その中少しして悟飯もきたが、歴戦同士のぶつかり合いには命の危機を感じる鋭さがあった。
カリーの戦い方に悟飯はあの己に恐怖を与えた2人の戦士──ラディッツとターレスを思い出す、死を迎えさせるような一撃一撃の鋭さと重さ。さらに巨大な身体には似つかわないスピード。
カリーの戦い方は間違いなく、あの二人の上位互換でまさに空を背負うオオワシのようであった。悟飯がかめはめ波を放てば、ミラに当たりやすいように動いてくれる。かつて地球が平和であった頃に亀仙人たちが教えてくれた指導碁のような動きに驚きを隠しきれなかった。
「すっ、すごい……!。戦いやすい」
「おい!、カカロットのガキ!!。もっと殺意をのせて動け!、俺にも当てる気でやりな!!!」
「っはい!」
思わずかつてピッコロに返事していた時のような言葉を返してしまう、戦っていくうちにわかる。この男はカリーは──サイヤ人のなかでも歴戦のものでありそしてどこかの時空のラディッツとターレスたちを育ててきたものだと。サイヤ人のことを知る、己とは違うハーフのサイヤ人なのだとわかる。
なぜここにいるか、そんなことはもう野暮だ。とにかく、このミラを倒さなくてはならないとひとつの目標に集中して力を込めて動いていく。
動線が見えていくようで、どこでどうかわせばそして体の力を抜けばいいかと理解していく。
悟飯が理解していくと同時にミラも理解し始めていた、カリーとの激しい戦いから彼の力もさらにパワーアップしたのだ。
「(しまった…!?)」
「っおいバカ!、カカロットのガキ!!!」
ゴウウウン!!!、と爆発音とともに爆風が吹き荒れる。ミラの攻撃が当たってしまい、砂が口の中に入り血とともに吐き出してしまう。
意識が混濁しそうだ、だがダメだ。ここで堪えなくてはどこかの時空から来た戦士(カリー)に助けられっぱなしでは行けない。自分がこの時代に世界に生きる己が戦わなくてはならないのだ。
立ち上がろうとする中ミラが迫る足音が聞こえてくる、雷鳴が鳴り響く音も。諦めたくないと立ち上がるがミラの攻撃がそこに迫ってきていた。
「終わりだっ…!」
「悟飯さんっっ!!!」
「…っ、トランクス!!??」
『ッバッッカモーーン!!!、何しとるんじゃトランクスは!』
紫髪の戦士がそこに駆けつけ、二人の間に割って入ったのだ。
トランクスは時の界王神たちから止められていたが、堪えきれずきてしまったのだ。全く学んでないのかと言われてしまうかもしれない。いや、既に言われている。だが悟飯が大事な師匠が傷つけられることには耐えきれなかったのだ。
カリーがいるから大丈夫だと分かっていても、生粋のお人好しゆえかはては──あのセル編の時のようにもう二度とみたくない先のためか身体が動いてしまった。
「おまえ~、俺も怒られるんだけど?」
「っすみません!、でもっ見ていられなくて……カリーさんっ」
「はいはい、なら責任もってお前も戦えよ。怒られる担当な、お前は」
「っわかりました!。悟飯さん、オレもっ戦います!!」
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