僕にとってのヒーロー
フューはトワたちの技術を盗み、遠くから見ていた。あるひとりの男の話を。きっかけはトワたちが遺した遺物。
その中のひとつの本に目がいったのだ、『語られることのない王の話』──ナエによるカリグラの伝記書だ。
「すごいっ、すごいよ……っ!!!」フューは見惚れたなんと綺麗な深紅と純黒の男だろうと。
七つの大罪の怪物を従え破壊神を倒し、空に川を築き己の土地にユグドラシルを植え直し天上の庭を創り上げた王。こんな、こんな男がいるのかとフューは見惚れる。何度もその本を読んでは感動していた。
「こんな!、こんな男がサイヤ人にいるのかい!?。ハハハッ!!!、サイヤ人って戦いだけのだと思ってたのに!同じ色を持つカンバーとも違うやっ!!!」フューの心は彼岸花の色が似合う男に囚われていた、だが最後のページに来るといつも顔を曇らせてしまう。
「なんで、死ぬんだい……っカリグラ」我々魔族より古くからある原初の創造神の為にと命を捨てる否捧げる。フューには納得が行かない、ここまで自由に生きて我が物顔で世界を謳歌していたのになぜなのかと。
何回も何回も、何回も……フューはページが擦れるほどには読み直す。爪にインクのあとがつくほどにも。
「……納得、行かないや」フューはぽつりと呟いた、それは子供が飛行機はなんで空を飛ぶの?という純粋な疑問のような心で。
なんで僕のヒーローは無くなったの、と単純な疑問を抱く。
「……カリグラ、僕決めたよ」フューはメガネを動かしてつぶやく。
「僕、君に会いに行くよ!!!。どこかの世界線でもしかしたら有り得るよね!?、君みたいなっ!ヒーローが死んじゃうなんておかしいよっ!!」
「黒王様の怒り!?、そんなの知らないっ!。僕はッッ君が作った世界をこの目で見たいからねッ!!!」
その中のひとつの本に目がいったのだ、『語られることのない王の話』──ナエによるカリグラの伝記書だ。
「すごいっ、すごいよ……っ!!!」フューは見惚れたなんと綺麗な深紅と純黒の男だろうと。
七つの大罪の怪物を従え破壊神を倒し、空に川を築き己の土地にユグドラシルを植え直し天上の庭を創り上げた王。こんな、こんな男がいるのかとフューは見惚れる。何度もその本を読んでは感動していた。
「こんな!、こんな男がサイヤ人にいるのかい!?。ハハハッ!!!、サイヤ人って戦いだけのだと思ってたのに!同じ色を持つカンバーとも違うやっ!!!」フューの心は彼岸花の色が似合う男に囚われていた、だが最後のページに来るといつも顔を曇らせてしまう。
「なんで、死ぬんだい……っカリグラ」我々魔族より古くからある原初の創造神の為にと命を捨てる否捧げる。フューには納得が行かない、ここまで自由に生きて我が物顔で世界を謳歌していたのになぜなのかと。
何回も何回も、何回も……フューはページが擦れるほどには読み直す。爪にインクのあとがつくほどにも。
「……納得、行かないや」フューはぽつりと呟いた、それは子供が飛行機はなんで空を飛ぶの?という純粋な疑問のような心で。
なんで僕のヒーローは無くなったの、と単純な疑問を抱く。
「……カリグラ、僕決めたよ」フューはメガネを動かしてつぶやく。
「僕、君に会いに行くよ!!!。どこかの世界線でもしかしたら有り得るよね!?、君みたいなっ!ヒーローが死んじゃうなんておかしいよっ!!」
「黒王様の怒り!?、そんなの知らないっ!。僕はッッ君が作った世界をこの目で見たいからねッ!!!」
