少しの間

「……悪い、オレに修行をつけてくれたりもあってだろ」
「そうだな、お前が調子に乗らなければ幾分かマシだ」
「うっ…!」ラディッツとPQや任務に行けば自分との圧倒的な戦闘力のさゆえかよく狙われる、もちろん鍛えられたため返り討ちにするが調子に乗ればダメージを受けたりして大変だ。
そこを自分が助けて、その後はみっちりしごくという毎日…ラディッツが己の来世であるあの男みたいに沈着冷静であればいいがと思うがなければ個性がないようなもの仕方ないかと少しみている。
「お前、フリーザに一撃与えたら特に調子に乗るからな」
「あっ、あのフリーザだぞ!!?。少しうれしくなったりっ」
「ない、全くない」破壊神ビルスなんかあくびをしながらでもやれそうな相手だぞ…、自分にとっては全く相手にもならない。
老害のようなものだが、2000年たってあのようなものが蔓延るようになったのかと正直あきれてるところはある。まだ昔の方がマシな相手がいたぞ、と。
「カリグラは!、そうだろうが…!!」
「そもそも…サイヤ人の平均戦闘能力も俺が生きていた頃より下がっているからな、強いていうなれば現代の方が魔界のものたちがねちっこいなというくらいだ。ビルスのやつがまともに仕事してればかわっただろうな」
「ビルス…?」
「破壊神ビルス、お前達がいる第7宇宙の破壊神だ。俺を除けば……お前たちの宇宙の本当の意味の最強だ」今はどうしているか、会えば絡まれると思うから行かないが。律儀にやくそくを守ったりするあたり、義理に厚い神だ。
ラディッツたちの時もいたと思うが、おおかた呆れたりしたからだろう。もうつまらないと、楽しくないと。
「お前があいつをみたらフリーザもちっこく見えるかもな」
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