そんなベタなテンプレでいいのかとも思うが、己もカリグラが楽しくするところを見れてWinWinなのは確かだ。
わずかでもいいから、カリグラの趣味のことは知りたいし見たい。あわよくばカリグラと長く話したい。緊張してツンケンしてしまうかもしれないが、1ミクロンでもわかりたい気持ちはある。
「…確かにそうだ！、ありがとうっカリーたち。泥棒猫からカリグラをまもれるな！！」
「ラディッツちゃぁ～ん、まだ付き合ってないっておわかり？」
「彼女ヅラしてるぜ…」そんなふたりの忠告と注意なんか耳には入っておらず、カリグラが帰ってきて颯爽とラディッツはきいた。
「カリグラ！、カリグラの好きな物について教えてくれ！！」
「…なんだ、急に？。お前が興味あるならだが……」
「クソジジイがメスナンパしてる～」
「リン、後でお話しようか。俺はナンパした覚えは無い」和歌や刀剣について聞きたいが、何でどうなってあれなのかと混乱してしまい果てには恋愛の和歌をあのいい声で聞いて瀕死になりかけたのは別の話。
「お願いします恋愛のをそのいい声で話さないでください」
「……ただ教えてるだけだが……？、なぜ土下座するほど必死に言うのだ」