戦闘/嫉妬

水を飲んでるはずなのに酒に酔ったかのように気持ちを吐き、コップをテーブルへと叩き付ける。
ターレスからまあまあ落ち着け、となだめられるが怒りは止まらない。少し楽しげだったのも気に食わない!オレにはあんなに今回いやみばかりだったくせに!!。
「…まぁまぁ落ち着け、ラディッツ。皇帝様も客人みたいなもんだから相手したんだろ」
「そうそう、変に争い起こしても面倒だしさぁ~」
「だからって!あんなに女と話すか!!?」
「「ひとことふたことだけだろ…」」
「多いっ!」
「…ターレス、これ付き合う前から束縛?」
「らしいな、そこら辺は俺たちのラディッツといい勝負だぜ」
「っ~…!オレだってもっとっカリグラと話したい」女が羨ましい、あんなにするりと話して。自分なんか今回話せはしたが、緊張してばかりでどんなことを話したかなんてぼんやりだ。
トレーニングの時はかなり扱かれてるから嫌でも覚えるが、プライベートのなんて少ない。時々カリグラの趣味を聞いたりするが高度すぎて分からないものだ。
「どうせカリグラ様さ、帰ってくるし話聞いてもいいんじゃないの?」
「お前たち……和歌とか庭いじりとかわかるか?。おまけに刀とか、オレは分からない」
「だから教えてもらえばいいじゃん、そーいうの。そしたら一緒にいる時間確保、お話もできる」カリーからのことばにラディッツはピクりと反応する、そうかたしかに……いやかなりスパルタだし大丈夫なのか??とおもっているとターレスからのまさかの言葉が来る。
「ま、分からなくても教えがいあると思われたら益々いる時間増えるのじゃないのか。共感しておけば話はどうにかなるだろ」
「…まー、カリグラ様教えるのも上手いしラディッツちゃん気にいられてるしねー会話は増えるかも」
14/15ページ
スキ