愛しき女の娘

コロっ、と表情を変えてケラケラと語るカリグラは先程の死を纏わせたものではない。普段の、己の知るカリグラだ。それこそ自称ジジイで若いものはいいなー、とか言っていた男だ。
あの顔の時は、それすらなくただの死という現象そのものであったのに。
「いやー若いとはいいなー、好き勝手やれるからな?」
「…お前も、身体は若いのではないか?。カリグラ」
「そうだな、一応俺が封印されたのは32そこらだがまっ2000年寝てたしな。いやー本当に空虚にいると心が削れるものだぞ?、おまけに何もすることがないと来たらな!」
「……」
「…なんだそのジト目は」
「…別に(嘘をついてるように見えただけだ)」本当に何もしてこなかったのか、本当は…皇嵐という女神をみていたのではないかと。この男が何もしてないように見えなかった、むしろ影ながら愛しい人を守ってるように思えたから。
そのことを話さない、話す必要が自分にはないとおもわれてるようにおもえたからだ。ただのカリグラにとっては言葉のあやのようなものかもしれない。だが何故か、少し寂しく思ってしまったから。
「今ではトランクスのことしごきたおせそうなのにな、成長のみこみあるやつを」
「…あぁ、だがつまらんからお前みたいには鍛えんぞ」
「えっ」つまらない?、つまらないから??。はっきり言ってトランクスの方が色々と才能ある方ではないのかとラディッツはおもう。
自分よりダントツ戦闘においての才能はあるはずだ、そもそも伝説のスーパーサイヤ人にも変身が出来てるし…。
「あの金色のやつか?、あれはコツさえ掴めれば誰だってなれる」
「いっ、いや…!。なれないから伝説だろ??」
「厄介な物事を消すのが人間だ、俺達の時代ですら…いやあの時は多くいたな」
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