手合わせ

「ふむ、基礎はまあまあ出来ている。」
「カリグラさまは止まりませんね。」え!?、とトランクスはみるカリグラは気弾をナエにぶつからないようにとあしらい左手で剣の先をつかんでた。
トランクスは剣を取り返そうと動かすが、一切動かない。まるで剣がでかい岩にくい込んだようだ。
「っっ、はぁ!!!」半回転してカリグラを蹴るが、動かない。
「いい動きだ、トランクス。」
「がはっ!」反対に蹴られて、50mほど吹き飛ぶ。
「っっ(明らかに勢いとしてはもっとオレは飛ばされてた!) 」加減されたかのように途中で止まったのだ。しかも、なんだ先程の蹴り。
音はほとんど鳴らず内部に響くような蹴りだ。剣を見る、ちゃんと自分の手元にある。蹴りで自分のからだと剣も粉砕されたように見えたからだ。
「ほれ、頑張れ頑張れ。」くいくいっとカリグラは指を動かし言う。
「ホコリは着いたのだからな?」
「っ、負けませんよ!!。」気を集中させて、悟飯から教えられた技魔閃光を放つ。
「ほぉ、ラディッツの甥のか!。」カリグラはその技を見て感嘆したようにいう。一定の距離をとり、カリグラは魔閃光を左手で殴り上へと突き上げた。
「なっ…!?」魔閃光だったものは気弾の雨となり己へ襲いかかる。
トランクスは瞬時によけるが、背筋に寒気が走った。
「ここだ。」カリグラが背後へとまわりいたのだ。トランクスの尾てい骨辺りを蹴っってくる。
気弾の雨はわなで、本命はトランクスの背後へと行くことだったのだ。
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