介入

「はあああっ!!」ゼロ距離から重い光弾をくらい、リンは一気に吹き飛ばされたがなんとか立ち上がる。
「っっ!」やはり強い、真正面からの攻撃はやはり姉相手には苦手だ。ビリビリと腕が痺れていて、リンはふっと笑う。
フィジカルもスピードも姉の方が上だ、だが──自分にも好機はある。さあここから、と構えようとしたとこある男の声が聞こえてきた。
「ほぉ、お前たちの戦い方面白いなぁー…。なるほど、俺のラディッツは意外と上手く教えれてるらしい」
「は?」
「えっ」先程まで居なかったはずの男…カリグラがそこに居た。
リンはぴきっと、青筋を立てて叫ぶ。
「てめえええー!!!、なぁぁんでいやがるのっ!!!!」
「いや何、お前たちの気配が家からなくてな…ジジイは心配で心配で」
「ただのひまつぶしでくんなっ!クソジジイッッ!!!」
「お、その言い方ラディッツそっくりだなぁ~」脳天気なこのじじいの頭撃ち抜いてやろうか、うんそうしようとリンは手に気を貯める。
「一瞬で消してやる…!」
「リンッ!落ち着いて!!。…それで、何しにこられたのですか」
「先程言った通りだ、深い意味は無い。…さて、あのまま戦っていればどちらが勝ったかは気になるが娘」
「私?、なんでしょうか」急に声をかけられラディはキョトンとして、彼のことを見る。
リンはその様子に邪魔すんなよ、とカリグラのことを睨みつけるが彼は何処吹く風で一切気にしてないことがわかった。
「軽い任務、行ってみるか?。…なに他のものにはキツイが、お前にとっては準備運動にしか過ぎない」任務…、そのことばにラディは心がワクワクしてくる。ああついにやっと動けるのか!。
「行きますっ!、教えてくださいッッ!!」
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