介入

「オレたちのとこのラディッツは即気づいたのにねぇ…」
「だよな、だから新鮮って感じだわ」おそらく惚れた相手は己達のとこのラディッツよりレベルが上な気もするが。
「…はぁ、ラディッツさんアホなんですか?馬鹿なんですか??あんなに見ててカリグラ様のこと目線で追いかけてるくせに」
「いっ!!、そっそれはだな!おっオレは戦士だぞ!?。今までそんな事っ触れても来なかったのだからな!」
「あらかたの反応で他の方々に対してとカリグラ様に対しては違うと分かるでしょ」正論、あまりにも正論だ。
「そもそもこのコントン都でやれカップルだのアベックだのみてるからわかる人にはわかるでしょ、鈍感ですか?。あの時の界王神だのほざく鬼婆がキャーキャー言いながら見てるのも見てるでしょ」
「時の界王神…、トワたちが話してたヤツらか」時を司り管理する神の。カリーがそういえば何か連絡取ってそうなところも見たな、とふと思い出す。カリグラも鬱陶しそうに話していたなと。
「そうそう、俺も何度か会ってんだよなー。正直…、皇嵐のもあってあんま神の威厳っての感じにくいけど……」
「それはそうだろ…、あのお人はラディッツを手懐けて…色々とよ」そう、少なくとも己とカリーは知ってるカリグラと彼女の関係のことも。
さて、あのラディッツはどうしたものか。かなりの相手に惚れたとは思う、いやはやラディッツという男の運命なのか。
「あれとカリグラは違うだろっっ!」ここまでハイスペのレベルの高い人達いや神々に惚れるというのは。
「ええ、そこらで歩いてる野郎共よりスペックは高いですよ。周りが量産品とすればあの人は特注品なくらいには」
「ナエさん……それどんな例えなのですか…」
「少しは分かりはするがね…」
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