「お似合いですよ」ナエはカリグラにつげる。
「そうか。」カリグラは返事をしつつ腰にしっぽを巻き直す。
「ほんとに、サイヤ人だったのですね。」トランクスは今の格好をみてカリグラはサイヤ人だったのだ、と改めて思い返した。
「そうだと言ってたろ？、なんだ信用できんか？？。」
「えっ、いっいやその……カリグラさん雰囲気がオレがみてきたサイヤ人とはちがうので。なんか、本当になにかの皇帝みたいで。」
「…そうだな、俺は他の連中とはちがうだろう。」そもそも戦闘力のない連中にしごとをつくったり、改革をしてきたのだからなとカリグラはトランクスのことばにかんがえる。
「トランクス、覚えておけ。」
「はいっ」
「…バランスが傾くと俺みたいなやつが生まれる、ということだ。整えるためにな。」さて、とカリグラは首をごきっと鳴らしトランクスにいう。
「手馴しだ……、トランクス。先程も申したが信用出来ないなら手合わせするか？。」俺という男の力を知るためにも、とカリグラはトランクスに対して不敵に笑った。