「あれが黙って、トワたちの動向をみているようにおもえなくてな」
「…基本下界に干渉せぬお方ではあるが、たしかにの」
「……恐らくね、今回悟空くんの兄の件もあるしなにかしてくるかもしれないけど…」
「突っつきには来る可能性あるだろう、俺のこともやつは黙って見過ごすことは無いはずだ」やつにとって己の復活は最も腹立たしいもの、ラディッツの生存率も上がり彼の怒りはたまらないものになるであろう。
悟空たちの強さのインフラや、全王たちの動きも……やつの中では"ラディッツ"という存在万が一というものを消し去る為に運命という糸を手繰り寄せ操ってもいるのだ。
「…口車にのせられたついでに俺も警戒はしておいてやる、あれを今刺激したくはない」己の力も強いとはいえ黒王のは手間取るところがある、今ここにいるラディッツのことも黒王相手となると守るのは厳しい。
「（強くしなくてはな）」彼に死なれては困る、己の娯楽のためにも皇嵐や己のラディッツを助けるためにもそうだ。
「わしもそれは思うのう、…ここを作ったのも皇嵐様が娘子たちをまもるためのもあるが……あの方を刺激せん為にとワシらがしたのもあるからな」
「うぅ～…気難しい方ではあるからそうね…」
「…ったく、厄介なやつに目をつけられたものだ俺も。皇嵐のためなら付き合うことも構わんが、ふざけてお義父さんと呼んでやってもいいが」皇嵐の育ての親でもあるらしいから。
「「それはやめろ（なさい）っ！」」
「わかっている、今はせんぞ？。話はそれだけでいいか…、いい加減戻りたいが」
「そうね、今のところは……あっ一つだけ言うわよカリグラ」
「なんだ？」
「…あなた、PQでかなぁーりベジータくんたちをいじめたり色々としてるらしいけど加減してちょうだいね？」