閑話5
だからこそ、邪魔するものたちは根絶やしにしてやると考えているところもあるであろう。
奴のことについては未だにカリーたちから聞けていないが…、己を偽り隠し数十年生きているのは事実だ。
「(俺自身もラディッツの死には怒りはある)」皇嵐のことで黒王が怒り狂い、全てを使いきているとはいえだ。彼女の運命を引っ掻き回したのは他ならぬ己もある、繋がりたいから愛したいからと自ら彼女のためにと命を捧げたのもそうだ。
だが、来世とはいえ他人のラディッツまで巻き込むのは気に食わない。ラディッツという存在を消そうとしていることも。
怒りならば己にぶつけてこい、その時は真っ向から喧嘩を買ってやろうと思っているのに。
トワやミラの件もそうだ、奴らは己の意思で暗黒魔界を復活させようとしていると話していたがおそらく影には黒王の手もある。大魔界の動向も気になるところはあるが、奴らは刺激しあい動こうともしているだろう。
「カリグラ、どうしたの?。急に黙り込んで……不気味よ??」
「黙れババア、人がお前たちが到底及ばない所まで考えていたとこを」
「ババアってなによ!!人が心配してあげたのにッ!」
「あーあ、年寄りはこれだからなぁ~。すぐ痛いとこをつかれるとぎゃあぎゃあとわめきやがる」
「そうね!、キミを心配した私が馬鹿だったわッッ!!」
「まあまあおちつくのじゃ、ジジババが争っても時間の無駄じゃ」
「おじいちゃんッ!?」
「ひっ!くわばらくわばら……じゃが考え込むとは、なにかあるのか?カリグラ」
「…黒王のことだ」その名前に界王神たちは、ひっ!?と悲鳴をあげる。
「あっあのかたの??」
奴のことについては未だにカリーたちから聞けていないが…、己を偽り隠し数十年生きているのは事実だ。
「(俺自身もラディッツの死には怒りはある)」皇嵐のことで黒王が怒り狂い、全てを使いきているとはいえだ。彼女の運命を引っ掻き回したのは他ならぬ己もある、繋がりたいから愛したいからと自ら彼女のためにと命を捧げたのもそうだ。
だが、来世とはいえ他人のラディッツまで巻き込むのは気に食わない。ラディッツという存在を消そうとしていることも。
怒りならば己にぶつけてこい、その時は真っ向から喧嘩を買ってやろうと思っているのに。
トワやミラの件もそうだ、奴らは己の意思で暗黒魔界を復活させようとしていると話していたがおそらく影には黒王の手もある。大魔界の動向も気になるところはあるが、奴らは刺激しあい動こうともしているだろう。
「カリグラ、どうしたの?。急に黙り込んで……不気味よ??」
「黙れババア、人がお前たちが到底及ばない所まで考えていたとこを」
「ババアってなによ!!人が心配してあげたのにッ!」
「あーあ、年寄りはこれだからなぁ~。すぐ痛いとこをつかれるとぎゃあぎゃあとわめきやがる」
「そうね!、キミを心配した私が馬鹿だったわッッ!!」
「まあまあおちつくのじゃ、ジジババが争っても時間の無駄じゃ」
「おじいちゃんッ!?」
「ひっ!くわばらくわばら……じゃが考え込むとは、なにかあるのか?カリグラ」
「…黒王のことだ」その名前に界王神たちは、ひっ!?と悲鳴をあげる。
「あっあのかたの??」