閑話5

「来てくれたわね、カリグラ」時の巻物を広げ時の界王神と老界王神は少し不機嫌な顔をしているカリグラの方へと向いた。
老界王神は、彼が急に呼び立てられたことに苛立っていることを察知してそうイライラとするなと声をかける。
「わしだってお前さんを呼びたくて呼んだわけじゃないわい」
「…ようわかっておるではないか、俺もお前たちにこう簡単に呼ばれたくないのだが」
「リンがお前たちのことを話すからきた、どうも歳をとったせいか身内には甘くてな」
「あなたの場合、ラディッツの件があるからでしょ……少し話を聞いたと思うの。1人、戦士と連絡が取れなくなってね」
「…ヴァドと、だろ?。やつには何を行かせていた」
「PQの方と、巡回よ。トワたちが手段を選ばず迫っているからね…、それにあなたの察しの通り時の歪みや小さなものまで出来てきたりしているから。彼はそういうものを見つけるのにうってつけなのよ」その言葉にたしかにな、とカリグラも納得する。ヴァルド成人は特殊能力が強く少しした歪みや綻びを見つけることも出来る。
そのお陰であのベジータたちとも渡り合え、生き残ることが出来たのだ。
「おまけにやつは首長もやっていた…、まぁそこらの奴らよりは使えるな」大方のことは理解出来た、だがわざわざおのれを呼ぶのはなんなのだ。
「それで?、あのバカと俺になんの関係がある。ヴァドと俺は、いわば支配された側と支配したがわだ…知らんとは言わせんぞ時の界王神」
「……彼の通信が途絶えたのは、あなたの世界よカリグラ」
「世界?、すまんな俺は全て支配したものでどこがどうだか「あなたのラディッツがいたとこよ、そして皇嵐様の娘たちのとこね」…ラディッツの?」
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