「たっ確かに…｣カリグラは宇宙の悪夢、魔王と言われていたものだ。敵方になっていた可能性の方が高いのは明白だ。
「今現在をラッキーだった、と受け取った方がはやいですよ。」
「何の話だ」がらっ、とカーテンを開けてカリグラはでてくる。旧型の戦闘服のようなスーツに、黒のスーツを中に着てだ。
ナエはその姿に懐かしい、と目を細める。
「会ったばかりのあなたの姿ですね」
「…おまえ、面白そうだな。だがダサくないか？、何だこのマーク」カリグラはタイムパトローラーのマークを指さす。
「そっ、それは印ですよ」
「ダサいな」
「ださっっ…オレはかっこいいと思いますが。」
「はぁ、この歳になってこいつを着る時が来ると思わなかったぞ。」着た心地は確かにいい、自分が昔に着てたものよりはだ。
だが、デザインが気に食わないとカリグラはなる。
「いいじゃないですが、着心地はいいでしょ？。」
「俺はこれが嫌だったから、戦闘服を変えたりしてたのだがな。鎧も！」
「まあまあいいじゃないですか、あとこちらですよ。」ナエはスカウターまで渡す。緑色のだ。
「…これまでつけろと？」
「ええ」
「連絡くらいなくてもできるが？。」
「形ばかりでもしてください。」
「断る。」
「しますよね？」にこり、とナエは笑う。
「…はぁ、これでいいか？。」スカウターを付けると明らかにはためから見るとラディッツが着けてるようだ。カリグラの方が何処か人を惑わすような雰囲気があるが。
「良いでは無いですか。」