久しぶり

「カリー…!?、なぜおれはっっ」殺されたのでは?、あの時明らかに絶命しそうな感覚に陥っていた。
どうして、なぜここにいるのかとターレスはおもう。するとカリーは溜息をつき、現実だよと話してきた。
「…確かに死にかけたりしたがよ、他でもねえ現実だ。ここは…コントン都というとこらしい。ちなみにお前4日は寝てたからな」ったくねぼすけやろうめ!、とぐりぐりと頭を撫でてくる。どうしてだ、なぜと思ってると扉が開く音が聞こえてきた。
そこには、間違いない…見違えるように成長したラディッツの長女がたっていた。
「タレっ!目を覚ましたんだね、……ふふふっおじいちゃんの言う通りだ」にこり、とほほえみ幼い頃の面影を残す笑みを浮かべる。
「ラディ…、お前まで………ぐっっ!」ずきっ、と痛む肋を抑えるとカリーはやっぱ傷痛むよなと苦笑する。
「それなりに強く戦ったからなぁー、ターレス……お前強かったよ」さすが俺が認めたヤツー!、とわしゃわしゃと頭を撫でる。ターレスはそれに久しぶりの感覚と照れくささがでてきておいやめろ!!とさけぶ。
「っそれより!、なぜオレがここにいる。」
「…あー、それは…話せば長くなるけどっ!?」ガチャり、と扉が開く音が聞こえる。
「…お前が、ターレスか?」
「……あぁ、トワたちが話していたラディッツか…?」オレの知ってるラディッツとはちがう、と告げる。カリグラに様子を見てこいと言われて渋々と来たラディッツが立っていた。
「え、ターレスしってたの?」
「…少しだけだ、あいつらもオレたちに深く話してくれた訳でもないからな」じっ、とみる…恐らく今目の前にいる男の戦闘力はトワたちがかける前のラディッツの状態と比べると天と地ほどの差があるだろう。
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