初の大喧嘩

ああくそ!、久しぶりだから自分も甘いもんだ。ターレスに会えた、良かっただから殺したくない。
だが、だが、ここまで暴れるなら………いや飲み込まれるのはやめろ。あのクソどもと同じ土俵に立っちまうとカリーは冷静になる
「(何とか従えるんだ、ったくおふくろのやつどこの星のヤツと結ばれたんだよ)本気で相手されてぇならそれなりの力を出しやがれっ!!、ターレスっ!!!」
ーーー
「…ほぉ、狂気から逃れたか…さすがは現代最強。」亜空間にてカリグラは、2人の戦いを見ていた。あの皇嵐の甥でナエの子孫……、最初は飲み込まれ父の血に操られるままやられていたがターレスの言葉でハッとしたり自らで押さえようとしたりとても面白い。
「やはり、ラディッツの訓練にあの男は必要だな。」己の器のまでしたのだ、そらとうぜんではあるがよりとなる。
気に入った、あの男。ナエと同じ冷静に物事を分析する頭脳、そして狂気を従えさせようとする強靭な理性……使えるコマの要素がたんまりある。にやり、とカリグラは口角を上げて嗤う。
「2000年寝てたのも意味あったな…、これはこれは面白い。時の界王神だけに使わせるのはもったいない…、やはり俺も使わせてもらおう。」
「人の子孫に何をする気ですか、カリグラ様。」そうしてるとナエが足音を鳴らしながら近くへとくる。
「なんだお前、不法侵入か?。」
「あなたが開けたんでしょ、ボケましたか?」カリーと違ってこっちは、なかなかのってくれんなとなりカリグラはちっ!と舌打ちをする。
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