準備

衣装店に着て、ナエはカリグラに説明をする。
「こちらで戦闘服を見るのですよ…、まぁあとは任務の進行具合や状態によって追加されますが。」
「ナエ。」
「あなたのその鎧はダメです、目立ちます。」
「チッ!」カリグラはやはり早速、気に入らない却下つまらんと告げてナエはそれを軽くあしらって選べと言っていた。
「…さすがにそれだと目立ちますからね」
「……こいつ(トランクス)のもつまらん。」
「あれ?、オレも何気に何か言われてますか。これ。」
「…カリグラ様はいつもこうなのですよ。」やれやれ、とナエはため息を着く。
「だから自ら鎧を作られに行きましたからね。」確かに、カリグラのはなにか特徴的だ。立派な南蛮鎧に赤いマント。サイヤ人が着ていたデザインとはとにかくちがう。
「あれは、どこで手に入れられたのですか。」
「友人に作ってもらった。」
「友人、ですか?。」
「あぁ、"未来"のな。」カリグラはトランクスに対してニヤリと笑う。この人、軽くタイムマシンのような事を一人でやってのけたのかと感心する。
「もうあの人もいないのですから、やめてください。」
「会いに行けばいい」
「今は、ダメですよ。」分かった、わかったとカリグラはナエにいう。
「これは……」そこには旧型の戦闘服があった、黒と茶色の。かつて己が着てたやつとにてるやつだ。
「あいっっかわらずダサいな。」カリグラは精一杯こめていう。
「そうですか?、僕はいいと思いますよ。若いころのあなたがきてたでしょ。」懐かしげにナエは目を軽くつむりいう。
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