初の大喧嘩

本能からなんなのか、カリーが狙われてしまうと考えてしまったから。
ー馬鹿な男だと言ってくれよーあんたに会いたくて、たまらなくてこんなアホな真似をしたからなー
「ターレスッッ!」なぜだ、俺はやりやがったのか……急に黒い感情に潰されかけてそんな時やっとターレスの声が聞こえてはっとした。
正直ナメック星人のやつはどうでもいい、だがターレスは……いや1度死んでもらいたくはある。だが、こんなのじゃない。真っ向から受け止めて欲しかった。
「なんだこの紫黒いやつは!?」突風に飛ばされかける、スカウターが異常をしらせてくる。
「…あの神精樹の実か!」はっ、と地面に転がる果実を見る。よくみるとオリジナルより変な色をしている。
そういえばミラやトワか、そんなヤツらが何かしてると時の界王神たちやカリグラが話してたなと思い出す。大馬鹿者だ、ほんとに。
嫉妬のあまりそこにすら気づけないなんて。
「…っくうなよ、といえばよかったな!。」
『なんだ、目を覚ましたか』
「はい?」そんな時だ、カリグラの声が脳に聞こえてきたのは。
テレパシーか?、なぜ急にと思うとカリグラは構わず話してくる。
『…なに、まだ暴走してたらいためつけようかと。 』
「(あっ、俺ちゃんと目覚めてよかった。まじ死んでたわコレ)」カリグラの淡々と話す様子からなぜかラディッツと重なりがちできれてるな、とおもう。
暗に暴れすぎだ、と言われているのがよくわかる。
『簡単に言うぞ、いまそこにいる馬鹿共は俺のとこにいるラディッツと同じで魔術にやられてる。』
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