初の大喧嘩

感情に飲み込まれながらも戦闘をするカリー、らしくもないと考えていたが戦闘をすることそして誇りに関しては失ってないことから自分より彼がサイヤ人らしいと思ってしまう。
だが、だが勝ちたい。自分も強くなったのだ、なって見せたのだ。
グッと力を込めて押し始める、スラッグはターレスのそのがむしゃらにハッとして自身もやりはじめた。
「おまえたちがただならぬ関係だということはわかった…、だからこそこいつを仕留めたら次はお前だターレス!。」
「はっ!、フラグのようなことを言うなよ…スラッグ。」
「くたばりやがれっっ!!!!、クソ共が!」カリーがどんっ!と一気に放ってくるがターレスたちも負けじと押し返す。
「目覚めやがれッッ!、カリーっっ!!!」一瞬空が暗くなりそこから爆発の光と爆風が星全体に広がる。
パラッパラ……、と砂埃と小石が落ちる音が聞こえてくる。なんとか、なんとかカリーと相打ちできたのだ。
「っはぁっはぁ……やったぜ、スラッグ。」
「はっ!、オレが何とか押したから……!?」そのときだ、どくんと2人の心臓が高鳴り始めたのは。いやうごめいてきたのだ。
なんだ、なんだこれはとなる。ターレスは特におかしいと勘づく。
「まさかっ…トワたちの…!?」奴らの仕業か!、となった時には既に遅い視界が歪み始める。感情が暴走しそうになる。待て、落ち着け。やっと、やっと2人がかりとはいえカリーとひきわけたのになぜ。
視界が変にうごめく、おちつけ…あっカリー……
「ターレスっ!!!、おいっ!」
「にげ、ろ…!。カリー…!!」
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