護衛/対面

「さて、と…つまらん会話は意味が無い。ここでとどめを刺すか」剣をつかみ軽く薙ぎ払い、トワの方に剣を向ける。
「女…、綺麗さっぱり首を飛ばしてやろう…!?」そのときだ、ミラから重みのある気弾を受けたのは。
「っっ、オレとっ戦え!。カリグラァ!!!」
「雑魚が……、人の気遣いを無駄にする気か?。」きさまからしてやろうかとむかおうとすると、途端また魔法陣が出てミラは包み込まれた。
「トワァ!、止めるのか!?。」
「戦略的撤退よ!!!、もうっキリもなくなってきたんだから!」そうトワが叫ぶと眩く緑の光が辺りを包み込み、カリグラは瞬時に黒い刃を投げた。
「…やはり逃げたか…、だが一撃は刺してやった。はてさて、ここからどうなる事やら。」特異の戦士たちが来たことにより、これからの状況はおそらくより大変なものとなったことであろう。
だがそれは、己がいてもいなくても恐らくなってしまったことだ。状況が早くに変わってしまっただけ……。
「これ以上じじいが干渉してもよくはないなぁ、見学させてもらうとするか。」黒い霧となりカリグラは消えて、その場から去った。
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