人望

「……白銀の髪の方を、オレは初めて見ました…カリグラさんたちが言われてるのは…その、かたなんですよね。」
「ええ、僕の子孫です。」
「…オレの、世界ではおそらく彼はいませんでした…」父さんも生き残ったサイヤ人は悟空さんと自分だけ、と言ってた(母さんに)。未来に行った時も純粋なサイヤ人はこの2人だけと言った。
「…そうですか。」ナエはその言葉にあまり興味を示してないようだ。
「…あぁ、トランクス。おまえがきになったのはなぜ自分のとこに居ないサイヤ人が映っていたかということか?。」
「よくある事だろ?、おまえたちのでは。歴史に関係ないやつが出るなんて

「ですが、あの人は…見た限りかなりラディッツさんやターレスさんと親しんでそうでした…人生にも影響を与えてるようなっ…」ナエとカリグラはその言葉にお互いの顔を見てため息を着く。
「そうだろうな」
「まあ、でしょうね。」
「責任者さん、答えは簡単ですよ。」本当に簡単だ、少なくとも己にとっては…彼を失ったことでよりわかってるから。
「…カリグラ様が、いたからですよ。カリーが生まれたのは。」そこからそもそも時の歪みができてたのだから。
「僕も様々な時代を行ってわかりました、どうもカリグラ様がいない時代はつまらなくて。」つまらなかった、答えのわかるパズルや問題。それらをただひたすら解くような、そんなのやりがいがない。
「僕からするとあなたがいた時代はそのつまらない歴史のひとつです。彼の影響で、彼が王だからこそカリーは生まれたのだと思いますよ。」
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