護衛/対面

上司の凄さを改めて解りつつ、老界王神たちはもう一度映像を見直した。
ーーー
蛇に睨まれた蛙…、ドドリアはまさにその状態だった。リンからは後ろ首を掴まれ、にやりと笑われて睨まれている。
「っオレは話さね!」ドンっっ!!、後ろの大岩が崩れる音がする。リンが気弾を放ち壊したのだ。
「おっと、ごめん……うっかり手が滑った。」とんっ、と空いてる手で首を叩きリンはいう。
ー話さなければ、貴様の首を飛ばすぞーと、暗にドドリアにいってきたのだ。
「わっわかった!、話す!!。だっだから!、命だけは!命だけは!!」ドドリアはもうこの女のことが怖くて仕方がなかった、フリーザ様と同じような容赦のなさ…そして人の命をなんとも思わないような目。
自分も散々奪ってきたが、この女の方が遥かに人の命を根こそぎ取り食べてきたのではないかと錯覚するほどに恐ろしい。
「命だけはー?、へぇーー…貴様の命に私らが有益になるものあるのか?。まあいい、それなら話しなよ……原因をな。」ドドリアはそこから目に涙を貯めつつ惑星ベジータの滅亡の原因を話した、フリーザが滅ぼしたこと…そしてサイヤ人の力に恐れをなしていたことを。
「げっ、現にお前たちは格段と強い戦闘能力をもっている…!。だっだから…!!」
「まっ、私はあんたたちより強いからね。そら当然よ。」
「スーパーサイヤ人か…ふっ、フリーザのヤツめ…ならばこのオレ様が「はいはい自己浸透おつ。そうやって油断してると殺られるよ」な!?」突然のリンの冷たい言葉にベジータは、なんだこいつ!と反応する。
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