閑話4

「ご馳走様、ありがとうございました…用意してくださって。」
「これくらいなら構わん、…元気になったら飯奢ってやる。」好きなものを考えておけよ、とラディッツははなした。
「えっっ、いやそれ流石に!」
「もうあれだ、親戚のやつから奢らされるものだとくらいに思っていろ。」正直可愛い女子が食べてる姿は癒されるな(ラディ限定)とはなってる、あの男が聞けば人の娘に何をしてると文句を言われるだろう。
だがよかろう?、子供たちの栄養になってるのだから。ついでに自分が癒されるくらいだ。
「はっ、はい……あっあの…その寝るまでっ居てくれますか…?。」
「良いぞ、オレで良ければな。」早速来たか、と思うと同時に素直に言うラディが羨ましく思う。
ああ自分もカリグラに言えたらいいが、言う前に手を出しかねない。
「(いや何を考えてるのだ、オレは。歳を考えろよ)」
「…ひとりだとこわかったからっ、助かりました。リンたちもいないし。」
「…あいつら今は任務だろうからな、だがおそらく大丈夫だろ。」
「任務か…、カリーさんもいるなら大丈夫かな。リンが心配するだろうから、そのためにも元気にならなくちゃ。」
「…ああ、何かあれば起こす。お前は寝ていろ。」はい、とラディは軽く返事をして先程とは違いすやすやと安心して眠りについた。
ーお父さんとは違うけど、同じ人だからかやっぱおちつくやー
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