閑話4

『…フリーザのやつ、殺されるな。あいつは…俺以上にいたぶるかもしれん。ラディの胃が痛まなければいいが…』前言撤回、どうやら被害についてを心配しているらしい。
「その2人で、いいのか…?」
「大丈夫でしょ、何かあってもカリグラ様が片付けますから。」いや上司がどうにかするでいいのか?と思うが、確かにカリグラならある程度してくれそうだと思い何も言えずりんごの皮をむいていく。
「おや、貴方料理ができたのですね。」
「……生きていくためにだ。」母親が教えてくれた、と話したら途端またあの男は黙った。普段の仕返しだ、きいてやろう。
「(なんだ、お前はできないのか?)」
『お生憎様、俺はできるが?。…一人で生きてきたからな。』
「(そっちのおふくろにでもおしえてもらったのだろ)」
『違うが?。』は??、お袋がしてないだと?。
『カリーのやつだ、誰があの甘ったれた女に教えてもらうか。』冷たく彼は言い放ってきた。どうやらこの男、自分が思う以上に距離を取っているらしい。
カリグラもそうなのだろうか…、そういえば彼の両親について聞いたことがない。
『そうやってくそじじいに行くあたりたがもう恋してるぞ。』
「(ほんっっとに一言多いやつだな!)」こいつ!、サイヤ人と言うより別のやつだろ!!。
「…手が止まりましたが、どうされたしたか?」
「あっ、いや…カリグラの親について話を聞いたことがないなとな。」
「カリグラ様の?」きょとんとナエが聞き返してくる。そして何かを察したのかああなるほど、とつぶやいた。
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