人望

2000年前の生き残りにして、そのごラディッツを半殺しにしたヴァルド星のものだ。
「また我々を破壊しに来たのか!。」
「お前、若い姿だな……なるほど全盛期時代のか。懐かしい…そうではない…俺はむしろお前たちを手伝いに来たのだ。」
「手伝い…?。」
「そうです!、…時の界王神様が色々と話をして説得してくださったんです。」
「こんなやつを!!」手をあげようとしたとこヴァドは黒髪の男に手を掴まれた。
「……きさま、我らが王に手を出した罪は重いぞ。」サイヤ人のタイムパトローラーだ。
「ナエさん……!」
「っっ、サイヤ人め!」ヴァドは手を払い除ける。
「…責任者、そいつはいうことをきかんときはきかんぞ。忘れるなよ!、そいつは我々が相手しているやつらより残虐な化け物だ!!。」
「くだらん、……王。」ナエ、と呼ばれた男は片膝を着く。
「ご無事の帰還、嬉しく思います。我々はお待ちしておりました。」ナエを筆頭に左右にわかれまるで王の通り道のようにみな片膝をつき忠誠を示す。
「王っ…!」肩にカリグラは手をおき、ナエと目線を合わせる。
「久しいな、ナエ。俺もお前に会いたかったぞ、2000年における俺への忠義。褒めて遣わす。」トランクスはその姿を見て、ふと王と皇帝の違いというのをおもいだした。
王は、ひとつの民族を束ねるもの。
そして皇帝は、複数の民族をまとめ導くものと。トランクスはこの光景とその言葉の意味を思い出して感じた。
「…カリグラさんは、皇帝なんだ。」思わず言葉を口に出していたらしくカリグラから見られた。
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