白銀の死神戦士推参

「だが俺も迎えには行きたいがなぁ、大方時の界王神は俺に任せられんとか言うたのだろ。」それもそうだな、とカリグラは笑う。あの娘は皇嵐そっくりだ、微笑んだ時とか何かを考える時に目を伏せるとことか。
「本当にそっくりだ…生き写しのようでな。迎え、頼むぞ。」
「ああ」ちくりっ、とまた胸が痛む。あのカリグラの顔……やはりその女のことが好きだったのだろうか、いやいや自分もなぜそんなとこで思い悩むようになる。
とにかくラディのむかえだ、迎えとなった所また声が聞こえてきた。
『娘に手を出すなよ』ほんとになんなのだお前は!、深層心理にまた男が現れて言ってくる。
娘、やはりこいつはカリグラの器の自分か。
「(お前たちは人の心をよんできたり、そう侵入したりなんなのだ!)」なんだ?、全員超能力使いか??。男の方は舌打ちをして、とんでもないことばをはいてきた。
『おまえ、…あのクソジジイのこと好きだろ。夢にまで見るほどにな。』は?、え??。
「な訳あるかっっ!」突然の言葉にラディッツは思わず叫んでしまいまだいたカリグラはびくりとする。
「どッ、どうした?。ラディッツ」
「あっ、いや……なんでもない。すまん。」まて、カリグラにはこの男の声聞こえないのか?。
『…俺が聞こえんようにしたからな、幸いにも俺はやつのを多少妨害できるらしい。』いや待て、お前人間か。ほんとにじぶんか。
「(なぜオレのとこに来る、気に食わんなら無視でもしてろ)」
『たまたまそこにきさまがいただけだ、別に理由がある訳では無い。』
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