閑話3

やれるかどうかは置いておいて、答えとしてはあながち間違いでは無いのかもしれない。
「…父が、そこにいるのはわかりました……母はどこにいるのですか。」そのなか、ラディは時の界王神に対して口を開く。もうひとつ聞きたかったことだ…おそらく、黒王のもとであろうが。
「…あなたの考えるとおり黒王様のとこよ。城の中の地下室でね、鳥籠のようなところに入っているわ。」来るものも限られるところ、黒王の隙を見つけなくては自分たちも入れない。
唯一行けるとすれば、カリグラの友人ガイウスのみ。だが行けても彼本人が助けられる訳では無い。
「でも、そこの開け方は私たちにすら明かされてないわ…。警戒心たっぷりなあの方らしいけど。」
「地下室…、母の反抗が余程効いたのですかね…!?」どくっ、と途端動悸がしてくる。
「…私たちがやれるのは、この随時の情報提供とあなた達の超ドラゴンボール集めの黙認だわ。それと…もし今回のターレスがあなた達のとこなら受け入れるということ。あとは大体カリグラとするでしょうから、それかしらね。」カリグラがバカしたら、ここにいるラディッツにとめてもらうけど聞いてもらえるかしらと時の界王神はいう。
「…あっ、はははっどうでしょ…そういえば時の界王神様あの老界王神様は?。」
「女の子が来るから追い出したわ、あいつ上司のだろうとタックルするから。…って、ラディさん??。」時の界王神ははっとラディの様子がおかしいことに気づく。
「お姉ちゃん??」
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