閑話3

リンの方は相も変わらず容赦なく言葉を述べてくる、時の界王神はその言葉に頭を抱えながらカリグラの影響もありそうねとためいきをついた。
「…あんたが、この責任者かよ。」カリーはざっと前に出て、時の界王神へと質問する。
「ええ、でもパトローラーの方はそこのトランクスよ。」私は主に全体指示とか時の巻物の管理ね、と軽く説明を行った。
3人は次から次へと聞いてきたりと真剣に話に耳を傾けてくれたがやはり根っこは悪。こういうことができるだの、エネルギー回収して何か出来るんじゃないかと言葉が出てきて時の界王神は少し頭を抱えた。
「根っこはやはりサイヤ人なのね…」
「いやいや、こんなにエネルギーとかあるなら色々やれそうだなと……。」
「あのね、たしかに時の裂け目ならやれるわ。」大元には影響を与えないから、だが彼らがしたいと言ってるのは問題のあるところだ。
「…皇嵐様の夫のとこでしょ?。そこはかなり危ういしむずかしいの。」神がましてや創造神のクラスの皇嵐が関与した歴史。とても繊細で、それこそひとつ間違えれば全ての歴史を変えかねない。
「…難しいのか、それは皇嵐のことやあんたらで言う悪夢のせいか?。」
「…カリグラのことね、ええそうよ。」カリグラ本人の全盛期、それすらも刺激されかねない。そうすれば出てくるのは皇嵐の伯父黒王だ。
全ての始まりとうたわれた魔神、実力はおろかその恐ろしさも語るに及ばない。
「……でもっ、なにもしないはできないです。」父のことを母のことも諦めきれない。
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