閑話3

「こちらです、…えっと…皆様はじめまして。先程話しましたが、一応タイムパトローラーの責任者をしてますトランクス…です。」時の巣の入口へとつき、トランクスは気まずく3人に自己紹介をする。
明らかに空気が重い、特に…長女とカリーの空気が。その時空の父がなにかしたのだろうか、ときになりはする。だが聞いても答えてくれるだろうか。
「ああ、大体は聞いてるよ。カリグラ様からな。」カリーはぶっきらぼうに言い放ち、時の巣の入口を見る。
空間が歪んだようになっており、明らかに異質なのはわかる。これが神のところかと。
「…で、この先にいるんだなその神様が。」
「……」リンの方は黙ってつまらなさそうだ、向かう時もトランクスの言葉にも答えずそっぽをむいてた。
「早く行きましょうよ、聞きたい話はあるので。」そういい、ラディは躊躇いなくはいる。トランクスは、あっ!!となり手を伸ばしたが時すでに遅くラディはもう入っていた。
「はっ、入ってしまった……」
「あいつの言う通りだ、俺らも行こう。ほら、リン!」
「はいはーい」ふたりもトランクスをおいて、さっさと入る。躊躇いがないというかなんというか…今までの新人たちと違う3人の様子にトランクスは唖然とした。
あの姉妹…おそらく今の自分より歳下なのに、妙に落ち着いてるとこや達観しているところがある。特に長女の方はどこか危うさをかんじた。まるで、硝子のハートのように繊細な…。
「(力は間違いない、今のオレより強い…)でも何かしんぱいだ。」
1/11ページ
スキ