特異の戦士たち

「おい、あれ何があったんだ…」ラディッツはカリグラに聞く、あの反応速度の速さ容赦なく消そうとする態度。
先程までの陽気なカリーから想像できない行動だ。
「何があったって、くくっ…ははは!。ラディッツのことさ。」
「お前の、器のか…?」そうだ、とカリグラはラディッツに告げる。
「お前と同じだ、大体はな。よわむしだとかなんだとかいわれてたことや……、カカロットたちに殺されたあと生き返らせなかったこと。」たくさんな、とカリグラは話す。カリーにとって1番大事だったのは奴らだから。
「ターレスの事もある、皮肉な話だ。王宮近衛として生まれた男が、ベジータ王家を守るはずのものがあんな行動をしたからな。」
「…その割には、楽しそうだなカリグラ。」先程も笑ったり、まるで滑稽だとそう嘲笑うように。
「なに運命の皮肉さにな、…やつがこれからどのように行動するか俺は楽しみだぞ。」特異の戦士カリー、そしてあの姉妹たちどうなるかTPを救う英雄となるか果ては……暗黒魔界の連中を凌駕する悪となるかそれが楽しみだ。
「お前は、ここの歴史を守りたいのか破りたいのかなんなんだ。」
「決まってるだろ?、好きなやつのはまもりたい。だが…そうだな本音を言えば俺のやりたいようにやりたいさ。」所詮自分も悪だ、なんならこの決まった正義のストーリーが気に食わないとすら思ってる。
だからある程度はすきにさせてもらう、皇嵐の娘たちを守れる範囲で。
「お前を生かしたのも俺がしたいからさ、そんな大それた理由もない。」
13/14ページ
スキ