特異の戦士たち

姉の言葉にリンはなんて??、と聞き返す。
「私はお父さんこそ一流だとおもっているからだよ、リン」姉の父への好き具合はすごいものだとわかってる、それはあんなに甘やかされて育ったからだろと。
だが、なんだあの男…カリグラに指導まで?。ほんとにお姉ちゃんのこういうとこにはイラつく。
「……親父のどこがいいんだよ。」
「育ててくれたからだよ、私たちのことを。」何当たり前なことを、とラディはいう。
「はぁ……わかったよ。でも、あの人のとはやめた方がいいと思うよ。」
「殺されるぞ。」リンの言葉に同意してラディッツもいう、うん容赦なく殺される。
少なからずやつは女だから、で手加減もしないだろう。
「?、サイヤ人って死の淵に行かされる方が強くなるでしょ。」
「ラディー、その通りだが相手が相手だからな。」俺も羨ましいけど、とカリーは言う。
「言えば特訓してくれるのかねぇ…、俺もカリグラ様の受けてみたいね。」
「本気でやめておけ、あいつのは死ぬ……」オレは言ったからな、とラディッツはもう一度言う。
「そんなにぃー??」
「オレは少なくとも何回もしんで何回も生き返ったからな。」ははっ、とラディッツは乾いた笑いをする。眉目秀麗な男から化け物をぶつけられて死ぬって一体どう言う死に方をしてるのだとおもってしまう。
「むしろどういうのかきになっちゃう…」その言葉を聞いて、ラディがソワソワしてるのを見てラディッツはこいつ誰に似たんだと改めて思う。オヤジか?、オヤジなのか??。
「…おい、お前の姉大丈夫か?。」
「お姉ちゃんはいつもこうだよ、てかはなしかけんな。ごみめ。」OK、この娘は向こうのオレにそっくりなんだな。
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