特異の戦士たち

「あんなのと、母さん知り合いだったんだね」親父よりやばいし、あちらの方が実力の底がしれないでは無いかと冷や汗を垂らす。
「…うん。」ラディはカリグラの後ろ姿を見て、少し呆ける。
「なんか、母さんが惚れそうな人だなぁ。」何気ない言葉にカリーは軽く目を逸らして、そうだなと答えた。
「(女の勘ってこえぇ……)てかさ、そのお前はふだん何してんの?。」カリーは、あっと思いラディッツにはなしかける。
ラディッツの方は話しかけられると思わずびくりと反応した。
「何を??」
「ここにいるってことはお前もその、タイムパトローラーか?。そんなのしてんだろ。」
「……カリグラの手伝いと、カリグラからトレーニング受けてるだけだ。」トレーニング!!?、カリーは驚きのあまり声を大きくだす。
そんなの羨ましい!!、カリーからするとカリグラはおとぎ話の皇帝だ。尊敬もしている、そんな尊敬する人物から受けてるなんてうらやましい!。
「え!?、いいなぁ〜!。俺も受けてぇよ!!」
「…毎日殺されるばかりだぞ。」
「良いじゃねえか!、死上等!!。サイヤ人は死の淵でこそ強くなるからな!。」オヤジみたいなことを言うやつだ、とラディッツはカリーをみる。
「お前っ、ベジータとかと話しが合いそうだな。」
「はっ!、やだね。俺はさすがに無謀なことはしない主義さ、事なかれとはおもってるし。」
「…カリーさん、でも私の祖父バーダックとは話があってたんですよね?。」
「あぁ、アイツとはまあそれなりの付き合いだったからな。俺の部下だし。」
「は??」
「…ここのお前の親父さん、俺の下のチームだったのよ。そこのリーダ。」
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