人望

「じゃ、カリグラがタイムパトローラーになるということでいくつか色々準備しなきゃね。」
「そうですね…、そもそもその……まず力を調整しなくてはならないのでは?。」トランクスはおそるおそるカリグラに言った。
「ああ、そうだな。今では俺が時の裂け目にはいればそのまま世界を破壊しかねないからな。」だから縛りをやろう、とカリグラは告げる。
「縛り??。」
「…そうだ、トランクス。縛りだ、俺の力を制限するための所謂ルールを設けるわけだ。」
「…つまり、全力を出さないようにということですか?。出す場合でも何かしら儲けると。」
「頭がいいな、正解だ。」パチンと指を鳴らして褒める。
「…そうだな、こうしよう。お前たちのタイムパトローラーをするとき、俺はこの力や姿ではなく若い頃ので行う。10代頃のでいいだろう、そして戦っていて相手がより強い場合は少しづつ…力を放出する。5パーセントずつくらいでもいいだろ。」
「あんた、それでも強いよ…」
「わかった、なら3パーセントだ。文句ないだろ、それならば。」
「戦うのもサイヤ人としての力をメインにしてやる。そして、これは緊急事態の時の縛りだ。」
「ミラという所謂人造人間のような奴がいるのだろ?、トランクス。」
「はい……、あいつはホントに強いです…」どんどん強くなってくるミラ、まるでセルみたいだとトランクスは思った。
「そいつが来た時俺を呼べ。」
「え??。」
「…貸しがあるからな。」にやり、とカリグラは笑う。
「人の眠りを起こしたのだ、返してやらんとな?。ミラとやらと相対した時は俺を呼べ、奴ら独自の魔界の瘴気もある。やつの強さに合わせて俺も戦おうでは無いか…、フェアにしてやらんとな。」
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