特異の戦士たち

「マジで??、ねえマジで言ってるお姉ちゃん??。」リンの方は姉の言葉に驚きを隠せず問い詰める。
「……本気だよ、だって聞いてる限り…カリグラさん。あなた、この件が父に1番近いところだからじゃないですか。」ラディの唐突な言葉にカリーとリンはえっ、となる。だがカリーの方はでも確かに…と少し納得したのだ。
皇嵐が作ったこと、何よりここは時を司る神がいるということ。そしてカリグラの復活。魔族のものも関わっているとなれば確かに
「(ここが一番近くもある、なんなら聞いてる限り第6宇宙にも触れてんだ超ドラゴンボールが手に入りやすいってことか)」確かにラディの言うことにも一理ある。
「…さすが皇嵐の娘だ、そうだな。俺もそれは考えている。」ラディのことばにカリグラは言葉を返した。
「俺としてはお前たちに協力して貰えるなら、有難い。だが過酷なものではあるぞ。」そもそも父の歴史を救いたいのに、救えないというものもある。
相手も強い…、その辺はこの子らに心配はないだろう。だが問題は父親の歴史に関してだ。
「お前たちの父親…、俺のラディッツの歴史に仮に行けたとしても今は変えてはならない。」
「………っ。」今は……、完全に自分の心は見透かされている。
でも、今はということは。
「…先でならいい時がある、ということですよね?。」
「…まぁな。元々俺の目的の中にそいつがひとつある。」
「カリグラ…、お前そこのオレを助けようとしているのか。」ラディッツの質問にカリグラは軽く目を伏せてそうだとつたえる。
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