事件発生

ターレス、その言葉にカリーは反応する。
「……カリグラ様、それ本当か?。」本当だ、とカリグラは答える。
「…現に俺が最近手伝ったものでターレスという存在が度々干渉していたあとがあった。」お前たちのところか置いておいてな、とカリグラはいう。
だがもし違うものだとしてカリー達のところのターレスが干渉されるのも時間の問題だろう。
「……」カリーはその言葉に先程までの明るい表情から一転して険しい顔になり腕を組んで考えた。
「…お父さんまでやられてるから、そうですよね…」
「親父もダサいことしやがって、そんなへっぽこ連中のうけんなってーの。」
「そうとも言えんぞ、奴らは負の心を刺激するからな。現に俺の隣にいるラディッツはそれにやられて、俺に殺されて1度死んでるからな。」えっ、と姉妹二人はラディッツのほうをみる。
いやでも生きてないか??、と。
「…オレは、こいつに生き返らされたのだ。」
「気にいったからなー!、俺に歯向かう目とか。」前言撤回、親父と似てやがるとリンは心の中で思った。
いい性格してやがるわ、自分で殺した男を生き返らせるなんて。
「……えぇ、カリグラ様に…やっぱラディッツはラディッツかなぁ。」
「待てその言葉悪意あるように聞こえるが」
「まぁ、いろいろと、な。」色々ってなんだよ!!!、とラディッツは言いたくなるが何となく察していわないでいる。
「…お父さんの歴史に…」ラディは軽く目を伏せて黙り込む。
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