事件発生

「でもよ、それならカリグラ様はそのトワ達と協力しあった方がいいんじゃないですか?。」そしたら復活もしやすいでしょ、とカリーはいう。
「…ひとつ言い忘れていたが、このコントン都を作ったのは誰だと思う。」ことり、とラディの目の前にオカワリを置き席に静かに座りカリグラは告げた。
「えっ、とその時の界王神ってかたでは。」
「正解だな、だがもうひとりだ。」もしかして、とリンは思い息を吐き言う。
「母さん、でしょ。」
「皇嵐、が……?。」そういうことか、とカリーは遠い昔カリグラの器のラディッツと皇嵐が引き離された時のことを思い出す。
そして暗黒魔界…、点と点が線で繋がった感じがした。
「…なるほどな、奴が関わってくる可能性がありラディッツも危険になる。それだけじゃねぇ…歴史改変、ってことばはいいがようは時空を崩壊させかねないとも言える。その中から皇嵐は子供たちも守るためにか?。」正解だ、とカリグラは軽く拍手して言った。
「お前たち姉妹の母親は囚われの身でありながら、どうにかしたわけだ……己の夫と娘たちを守るためにな。」
「…神とつながってたのか。」ラディッツはその言葉に驚く、それってかなり大罪ではないのだろうか。
「そうだな、神と結ばれ子をなすなんて大罪もいい所なことをした夫を守るため。そして、娘達に危険を及ばさせないようにと。そんなところにおまえたちがきたわけだ。」
「やべえ女だな、相変わらず…」カリーはアイツらしい、と懐かしげに言う。
「まっ、トワやミラはお前のとこのターレスにも手を出しかねないからな。」
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