事件発生

「リン!、お前もうちっと優しくいえねえのかよ!!。」
「ゴミに名乗るものはありませーん」
「リンっっ!」ラディの言葉にリンは、うっとなりもう一度言う。
「……一応クラッシャー軍団のメンバー、です。」
「っくくくははは!!!」カリグラはその態度に己の器のラディッツが、嫌々ながらベジータたちに自己紹介をしてたことを思い出し笑う。
そっくりなのだ、姿と物言いがそしてラディの言葉が皇嵐と似てるのだ。
「はぁー、笑ったぞ。リン、おまえ父親ソックリだな。」
「はぁ!?。」なんだよそれは!!、と歯向かうリンにカリグラは涙が出てしまうほど笑い応える。
「くくっ、その言葉の通りだ…!。ベジータに対してのお前の父親とな。あー笑った、笑った。」あと一部のくそ生意気な連中に対してのな、とカリグラはつけ加える。
そうだ、あの男はかつての若い頃の己のように反骨精神を持っていた。
盛者必衰、いくら栄光があり輝かしいものでもいつかは滅びてしまう。星が滅びた現在は特にそうだろ、とやつは考えていた。
だが弱いものは強いものに従わざるを得ない、だから遠征の間だけ彼は従っていた。虎視眈々といつか首をとってやると思いながらも。
「親父となんか似てないわ!!」途端リンがまたそっくりな声でカリグラに怒鳴り、ラディッツは驚くがカリグラはほらそういうとこもな!と未だに笑っている。
気のせいだろうか、カリーと言うやつも手で口を隠しながらも笑ってるのは。
「いやそっくりだぞ…ふふふっ。」
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