事件発生

いや驚くだろう、2000年前の…しかも己の子孫の上司がここにいるのだから。カリーにとっては伝記の中の憧れの人物でもあったのだ。
「なんだ、お前は。芸能人か?、そこまで驚くこともなかろう。」
「いやいや!?、え!!?。なんだ!?、ここは地獄か!?。」
「地獄では無い…、いやだがにたようなものか…。様々な時代のものや時空のものたちがいるのでは。」
「邪悪なサイヤ人のひとりがいるなんてよ…、しかもサイヤ人の皇帝が。俺はどうやら第6宇宙よりなかなかやべえとこに来たらしい。」
「ふっ、正解だな。」話が早くて助かる、とカリグラは話す。流石ナエの子孫、頭もよくそれに理解力もはやい。
「…あんたがいるなら、ラディッツは……」
「…オレが、なんだ…」ばっ、とカリーは振り向く。そこにいるのは、どういう事だと混乱してるラディッツだ。
カリーはラディッツのことを黙って見つめて、一筋涙を流す。
「ラ…ディッ…ツ…、お前っいきてたのか?。」
「は??、いやまてだれだ。おまえは。!!」がっ、と両肩を捕まれラディッツは問い詰められる。
「俺だよ!、カリーだ!!。頭うったか!?、てか生き返ったなら言えよ!!。俺やてめえのガキがどんだけ心配したと思ってんだよ!。」
「は!?、ガキ!!??。」
「おい!、そこまで忘れ…!!。」カリグラがあいだに割って入って止める。
「…ナエの子孫、こいつは…!。」宇宙船の扉が開き、そこから女二人が出てくる。
「いててっ…、カリーさん。もう大丈夫ですか??。」
「あー、さすがに頭くらくらするねお姉ちゃん…」
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