全てがどうでもいいような、弟である悟空のことすら眼中に無いようなそんな目をしていた。
「オレもサイヤ人なのだが。…そこまで違うのか？。」
「えっ、はい……どうでもいいようなその、敵対してる相手のことも石ころくらいにしか見てないような目をしてたので。」
「…そこまで気になるならお前さん、カリグラに聞けばいいのにのぉ。」
「やつがそこまで話さないからだ！、時を管理しているきさまらの方が知っていることもあるだろ！！。」
「さて、奴らの様子を見るかの。」ああこれは面倒なことだ、と老界王神は察して話題を逸らした。
ーー
ｶﾞﾗｯｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ…、瓦礫が崩れる音が聞こえてくる。
カリグラはスカウターから聞こえる時の界王神たちの話に騒がしい、となりながらも瓦礫に埋もれるナッパをみていた。
「……どうした、その程度か？。」ナッパは蹴られた顎を少し擦りながら、相手を見る。
冷たく黒い目、自分のことをサイヤ人としては愚か人としてすら見てない。
「俺とラディッツが似ていることが余程気に食わんらしいなぁ、え？？。ふっ…、若者なんだから修行でもしたらどうだ。」
「てめえが、ほんとにカリグラだとか言うならなぜオレたちの敵になりやがるっっ！。」
「さぁな、そんなもの気にしなくてもいいだろ。」軽く地面を蹴り瞬時にナッパの方へといき、蹴り飛ばす。その方向はベジータのほうだ。
「ガっっ！」悟空と戦うベジータにぶつかり、2人は地面へと転がった。
「おっと…見事に当たったようだな。」