最後の王子とかつての皇帝

フツフツ、と怒りが込上がりナッパは次から次へと攻撃をするがどれもこれも避けられる。
「今度は俺の番かな。」果てにはカリグラから殴られ、ナッパは遥か彼方に飛んだ。
「……キサマッ、…オレも勘違いしたぜ…その動きラディッツではないな。」
「ん??。」にやり、とカリグラは笑う。
「オレたち以外に生き残りのサイヤ人はいないはずだ…、何者だ!。」
「さぁな、……だが名前だけは言ってやる。
カリグラだ。」その名前にベジータは目を見開く。
「カリグラっ…?」
「カリグラ……ッッ?、冗談じゃねえぜ。」ナッパはフラフラともどる。
悟空は何故かその名前に懐かしさをどこか感じた。
「カリグラ……」何故か、呼びたかった名前のひとつだと。
「おい!、ラディッツ!!。冗談言うな「こいつはラディッツじゃないぞ!、ナッパ!!。」は!?。」
「たしかによぉ、弱虫ラディッツの割には強かったが…!。カリグラ!?、そんなのおとぎ話のひとつだぜ!。ベジータ、もしこいつがカリグラだと言うならッ2000年前のやつがいやがるんだぞ!。」
「そうなるな…!、ふんっきさまの親はネーミングセンスがないらしいな。」
「それは俺も思うぜ、王子様よ。…残念だが、俺は2000年前のやつだ。さぁかかってこい……、どこまでやれるか俺に魅せてみろ。おいカカロット。」
「んえ?」間抜けた声をだす悟空にカリグラはためいきをつく。
「俺がそこのハゲ頭を相手してやる、お前はそのちびを相手しろ。」
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