長谷部はもはや変態か、と月鬼は思う。なぜこの織田の刀はここまで自分に心酔してるかもわからん。
「オーケー、俺はしばらくお前とは絶対に話さん！。」
「！？、でっでも主からの放置「光忠ぁぁ！！！、このアホを牢に放り込めぇ！！！！。」鞭ですか！？。」
「お前のその発想はなんだ！？」
「長谷部くん！、落ち着こうよ！！！。」
「あっ、主…！。いつでも閏はできますよ？。」
「絶ッッッ対にするかァァッッ！！！。」鳥肌がたったのか、己を抱き締めるようにしながら長谷部に言う。
光忠は少し呆れながら長谷部を諌めた。
「長谷部くん、主嫌がってるからやめてあげなよ。」
「嫌がる主もイイ…！！」嗚呼！！、と長谷部は顔を悦楽に染まるものにする。
「お前は！、俺をどうしたいんだぁ‼。」
「当主、帰蝶様がおこしです。」そのときであった、月鬼と似た格好をした女が来て声をかけてきた。
「…帰蝶がか。わかった、すぐに向かう。八重の間に通しておいてくれ」わかりました、と女は返事をして去っていった。
「帰蝶さんねぇ…主の好きな人だよね？。」光忠は少しニヤけながら月鬼に言った。
「うるせぇよ！、光忠！！。あと長谷部、刀を構えるな…」
「主に近づく牝豚はさばかないといけません。」
「お前は俺の恋人か何かか！！！。」
「婚約者です！」
「長谷部くん！！！、明らかに一方的な愛だからね！？。君のは！；」
「さぁ！！、主！。今すぐ式をあげてやつに見せつけましょう！！。」
「あげるかぁ！！！、光忠！。おさえつけておけ！」